台湾の「長興茶行」さんのサイトから、台湾茶あるあるを見つけたので、簡単に訳してみました。
相談者:
先日、とあるお茶屋さんで600g・1800元の阿里山高山茶を買いました。
家に帰ってネットを見たら手摘みの阿里山高山茶が500元で販売されていました。しかも1,200g買うとさらに600gプレゼント!というキャンペーンまで。1,800gで500元です。
私は阿里山高山茶を不当に高く買わされてしまったのでしょうか?
長興茶行:
まず、600gの阿里山高山茶に含まれるコストがどのくらいかを計算してみましょう。
茶葉は約350元、作業員や土地の賃料が150元、肥料や農薬で80元、それに製造販売時のロス、茶園の管理費などで、農家のコストは最低でも750元です。それに流通コストなどが上乗せされたものが一般的に販売されている価格です。
お買い上げの1800元の阿里山高山茶が、品質も満足できるおいしいものなら、その価格は妥当だと思います。
ネットで「手摘みで600g 500元」と謳って販売されている阿里山高山茶はニセモノの可能性が高いです。たとえば、手摘みではなく実は機械摘み、標高の低い場所で栽培された茶葉、台湾以外の国や地域で栽培された茶葉…などなど。
購入前に、まずは価格が安い理由を販売者へ確認することです。
「このお茶はおいしい!」と納得して買ったはずなのに、そのあと他店で安いものを見ると、なんとなく「だまされたかも…??」と思ってしまうこと、ありますよね。
高いものには高いなりの理由があるわけですね。
購入前になぜ安いか?を知ることが、バッタものをつかまされないコツのようです。
おいしい阿里山高山茶は ニジイロ喫茶室へ: http://cafe.niji-tokyo.com
出典:長興茶行 http://www.sumusen.com.tw/article.php?id=398