コーチングの講座など受けたことがある方なら、このあたりの話は何度も聞いているかもしれません。
私、見ての通りコーチングしている人ではありません♪
だけど、目的と目標の設定はいつも大切。
今日は、nijiiro*cafeが主宰するレッスンの目的や目標についてのお話。
nijiiro*cafeでは、キッズクッキングや料理教室、ヨガの単発クラスを開催しています。
中でも大切にしている、キッズクッキングの目的は、
『自分や他人、身の回りの物事に興味をもつ』です。
え?と思われるでしょうか。
包丁の使い方や、料理の作り方じゃないの?と思われるでしょうか。
昨日のブログでも書きましたが、料理が上手になる、なんてのは目的を達成するための目標でしかありません。
私が、nijiiro*cafeを立ち上げて、初期の頃からずっとキッズクッキングの目的はこれ。
『自分や他人、身の回りの物事に興味をもつ』
子どもって好奇心旺盛だし、周囲に興味を持ってるものじゃない?
そう思われそうですが、私が大学時代から出会ってきた子どもたちには、『自分にも他人にも、何をすることにも興味をもってない』子が、わりと普通にいました。
養護教諭として勤務していた頃や、大学時代にやってた塾講師や学童指導員のアルバイト時代の子どもたち、福祉施設のボランティアのときに出会った子どもたち。
年齢も、幼児〜高校生まで様々でした。
もちろん、何にでも興味をもつ、好奇心旺盛というのは、性格上もあるとは思いますが、幼児や小学生が、
『好きなこと?なんにも好きじゃない』
って言っているのは、学生のときに違和感でしかなかったです。
『しだいに、自己肯定感が低い子ほど、自分や他人に興味がないのでは?』
と考えるようになり、これは卒論のテーマになりました。
この頃から、私のテーマはこの1つ。
『他人や身の回りの物事に興味をもつことは、自分への興味・関心につながるのではないか』
なんで、興味・関心がないのか?は、さしあたって問題ではないのです。
興味・関心が湧くにはどうしたらよいのか、が私にとっては大切なこと
野菜やお肉、お魚、調味料などの食材には、興味がないかもしれない。
握りしめる包丁や、調味する味付けにも、感動は生まれないかもしれない。
だけどね。
私は思います。
食べ物は、ただそれだけで身体を作ってくれるものだから。
自分が選んだ食材、考えた味付けが、自身の血となり、肉となる。
単純なその事実を感じるだけで、『興味が出る』かもしれない。
『おいしい』というのは、主観が入りすぎるから。先入観を生んでしまいます。
目の前にある野菜。
どんな色?
香りは?
触り心地は?
味はどう?
五感をフル活用して、食材との出会いを楽しんでほしいのです。
そうした中で、
包丁使いを知り、
味付けのポイントを知り、
火の加減を知り、
料理に少し自信がついてもらえたら、私の目標達成。
おうちでも実践してもらえたら、目標達成。
それを繰り返す中で、『やってみたい!』ことが増えたり、『いま、目の前にいる人の困り事はなにかな?』など、興味や関心が大きくなってくると、私の目的の達成です。
『自分や他人、身の回りの物事に興味をもつ』
nijiiro*cafeのキッズクッキング、いらしてみませんか?
【2017.夏 キッズクッキング教室】
リフォーム会社キタセツ 4階キッチンショールームにて。
(キタセツ所在地:大田区東馬込。 https://www.kitasetsu.co.jp/cat47/05/)
『お鍋1つでできちゃう、トマトグラタン』
*7/27(木) 13時半〜15時半
*8/1(火) 13時半〜15時半
両日、同じ内容になります。
ご都合のよい日程にて、ご参加くださいませ。
ご参加ご希望の方は、こちらの申し込みフォームよりお願いいたします。
自宅でのキッズクッキングも、ただいま検討中!
気になる、という方は、同じく申し込みフォームよりお問い合わせください。