新津隆康のブログ -2ページ目

新津隆康のブログ

新津隆康のつれづれなるままのブログです。お気軽にコメントください。

星を見るのが好きです。

この間、見慣れない星があるな~よく見たら赤と白い星が点滅している、UFOだ!
と思ったら試験的に低空飛行している飛行機だって。

冬の大三角形って素敵だなぁ~ ん?オリオン座のべテルギウス、暗くないか? 
と思ったら、新聞記事に「超新星爆発か?」「お前はもう、死んでいる。あべし!!」の記事が載っていた。

 
そんな星が好きな僕が、面白い本と出会いました。
 
コチラです。
 
 
 
『死ねない悪魔』
近藤樹里 近藤孝義 著
幻冬舎
 
小説です。
上下巻あります。
 
ジャンルとしては、SF小説になるのかな?
 
概略大筋としては、男女の若者4人が出会ったところから始まり、霊界(=宇宙)に存在している 「記憶層」 を探し求め、東北日本海沿いに屹立する鳥海山を目指す。 途中、霊界(宇宙)と地上界(日本)でテロを企てる天野光悦を阻止すべく立ち向かう、という内容。
 
 
先ず文体、特に会話文の書き方が面白かった。
 
それぞれの会話を改行しないで書いてある。 最初戸惑ったけど、すぐに慣れた。 むしろ一気に読める。  
かぎかっこ「」 で会話、()で心理描写、ともちろんわかれているので、問題ない。
 
たしか、谷崎潤一郎の『春琴抄』 だったと思うが、あの文章、書き方を彷彿させるような、一息に読ませる、読ませてくれる。
ありがたいです。 おかげで上下巻、すぐに読み終わりました。(すぐにってほどでもないか)
 
 
そして、この小説の全体を通して驚嘆したことは、そのスピード感、疾走感であろう。
緊張感を伴いながらのその疾走感。実にスリルである。
 
シェイクスピアの全作品(全部は読んでないけど)に通底するそのスピード感。
あっぱれです。
 
 
また、4人の若者(男2人女2人) の自動車旅行というのも 「いいね!」 である。
ワクワクする。 色々な意味で。 何か起こるんじゃないか、何かおこってくれ、と勘繰る。 感情移入もしやすい。別に私もう若くないけど。
 
4人の若者の心理的な変化、精神的な成長も面白い。
差し詰め上巻最後の都築稜のサナギが蝶に変化(たとえ) も非常に良かった。
 
 
 
 
そして、物語の主眼である 『記憶』 というのが感慨深い。
『記憶』がないから戦争が起こる。
 
記憶 -- 想い出 -- 想像力
 
私自身にとっても非常に大事で大切なキーワードである。 生きていく上で。
 
愛読するヴィクトル・E・フランクルの『夜と霧』 で
 「あなたが経験したことは、この世のどんな力も奪えない」
と明言している。
ナチスの強制収容所の耐え難い強制労働中に、生きているのか死んでいるのかわからない愛する妻と心の中で会話することで救われた、と。
 
 
また、
 
2015年パリの同時多発テロで妻を失ったアントワーヌ・レリス氏曰く。
「犯罪がおぞましいほど憎しみは正当なものとなる。」
でも、犯人を非難しなければ
「悲しみとだけまっすぐ向き合う」 ことができる。
そのほうが、妻を「自由に思い出せる」 と気づいた、と。
 
 
また、
 
最近の連載小説で重松清氏が「想い出は自分の好きなように変えればいい。」 みたいな事を書かれていた。
 
 
また、
 
みんな大好きアンパンマンは「もし自信を無くしてくじけそうになったら」 「いいことだけ思い出せ」 と。
 
 
この小説でも 「記憶」 が重要なテーゼとなっている。
死んだ魂と語り、その魂の「記憶」の限界、生命讃歌、色々な要素を内包している。
また、読み手にも様々な解釈ができるような内容。
 
小説とは、かくあるべきかな、である。
 
本作品より抜粋
『それは ”記録” ではあっても、生身の身体と心が一緒になって初めて残すことのできる本当の ”記憶” ではないんだ。 ~略~ できる限り長生きして、できるだけたくさんの記憶を自分の心の内に詰め込めるだけ詰めこんでほしい』
 
 
 
また表現力も素晴らしい。
「美が襲う」
なんかカッコイイ。
 
それと、ホテルの一室でのウィスキーパーティーには、僕自身も参加したいと思った。
さらに、裸になった美女達の ”ヴィーナスの饗宴” を覗き見るマクアを心底うらやましく思い、僕自身も参加したいと思った。
けれども、記憶を持つ精子霊が霊界に存在しているというところを読むと、僕自身非常に不安になり、緊張して青ざめる。
 
 
「難解な小説」 ともあるようだが、決してそんなことはない。
読み手を選ばない。 門戸は広い、ポップな小説である。
確かに少し複雑な箇所もあるが、そういうところは登場人物が繰り返し会話をして説明してくれている。著者の優しさであろう。
ポップでキャッチーでメロディアスな万人受けするビートルズと同じである。 題名的にはローリングストーンズか。
 
 
とかく、非常に面白く楽しみながら読めた。
夜空に浮かぶジェットコースターに乗ったような気持ち。
ときには笑い、ときには涙する。
 
是非とも一読ください。
 
 
 
ついでながら、作中に出てくる鳥海山の鳥海ブルーライン。
その始点となる日本海に 『十六羅漢岩』 という名勝史跡がある。
 
日本海の海岸岩場の岩壁に仏様が何十体も彫られている。
江戸時代に荒波に散った霊を供養して寛海和尚という人が彫り上げて、完成した後に自身も海に身を投じ入滅したとか。
 
5年位前の夏に訪れたが、なかなか、見事で圧巻でした。
荒波が凄い場所でもあり、酒で酔っていた僕は畏怖と恐怖で酔いが一気にさめたのを思い出した。
 
また、近くの道の駅でサンダルくらいの大きさの岩ガキをひとつ500円で売っており、隣接する海水浴場で鳥海山をバックにビールと一緒に食べた時は、「幸せって今なんだ」と実感した。
 
あの時の ”記憶” だけで霊界で100億年いきてられそうである。
領域名は 『岩ガキ』。
 
真っ先に真空爆弾のえじきか。
 
 
おしまい
 
 
 
 
 


 

正月にキャンプをした。

 
場所は、秋田県の栗駒山のふもと、小安峡温泉。
 
 
 
雪が深く、楽しかった。
 
 
 
 
 
 
ポツンと一軒家
 
 
ポツンと一軒家。
 
 
 
 
 
道も雪スコップで、開拓。
 
新雪なので、柔らかく軽い。
 
 
酒も雪まみれ。
天然冷や酒。
 
 
夜、テント前に雪洞作ってアロマキャンドルで、照らしたらオシャレでキレイだろうと思ったけど、あまりキレイではなかった。
 
 
写真も悪い。
 
普段あまり写真とらないので、下手さが露呈される。
 
楽しくて自撮りしようとしたら、顔が写っていないし。
 
 
 
次の日、閉鎖されているスキー場を、アイゼンつぼ足で、頂上まで登る。
 
膝上まで、雪に埋もれながら、ひとりラッセル。
 
 
ワカンかスノーシュー持ってくればよかった。
 
 
これまた、ろくな写真がない。
 
 
 
 
あまりにも急勾配なので、雪が転がり止まらない。
 
Rolling Stones ではなく Rolling Snows。
転がる石はコケがつかないが、転がる雪は雪がついて大きくなる。 と思ったけど、大きくならなかった。
 
 
 
キャンプ場に隣接している温泉は24時間入り放題。
 
露天風呂も2つあり、温泉好きにはたまらない。
 
朝2時間、夜2時間の雪見温泉を3日間繰り返す。
 
 
秋田県、素晴らしい所です。
東北は毎回、驚かされる。ふところが深い。
東北、大好きです。
 
帰りは秋田県湯沢市の稲庭町で、東京銀座や浅草にもある佐藤養助商店で、稲庭うどんに舌鼓をうちながら、ルンルン気分で、8時間かけて家に帰ったとさ。
 
終わり。
 
 
おかげさまで、あかね画廊にての個展が無事に終了しました。
 
来てくださった方、画廊の方、行きたかったけど行けなかった方、皆さまに感謝します。

本当にありがとうございました。
 
『いいね!ステッカー』 も好評のうちに終わりました。
協力してくだっさった方、ありがとうございました。
 
結果発表します。
 
 
2作品が7票で、同点5位でした。
 
 
5位 『ヤバイバラ』

 
 
 
「夜のネオンに輝く女性みたい」
「明るくていいね。」
などの意見をいただきました。
 
 
 
 
同じく5位 『喜ばれる処』
 
 
 
 
「カラフルできれい」
「明るくて前向きになれる」
とのありがたい意見を頂戴しました。
 
 
 
 
4位 『黄金色に想う』
 
 
 
 
「わたしはこれかなー」
「額がいいねー」
などなど。
 
 
 
3位 「四季~秋~」
 
 
 
 
 
「わたし、赤色が好きだから。」
「奥行がいいねー」
ありがたい意見です。
 
 
 
 
2位 『四季~冬~』
 
 
 
 
 
前回も好評な絵でした。
「これだけ、他と違って落ち着きがあっていいよー」
「雪だけど、あったかい、それがいいねー」
「ピンクがきれい♡」
「作者が人間として素晴らしい♡」
「描いている人がステキ♡」
「わたし、恋に落ちそう♡」
 
最後のみっつは妄想。
 
 
はい、次。
栄光に輝いた1位
 
 
 
1位 『四季~春~』
 
 
 
 
 
 
 
 
看板、シンボルとして今回描いた絵です。
良かった、1位で。
ホッとしています。
 
1票も入らなかったら、かなりへこみましたね。
 
 
『いいね!ステッカー』 面白かったです。
半分気楽にお遊び程度でやってくれたら、と思ったのですが、結構みなさん真剣に選んでくださって嬉しかったです。
 
私自身も意外な発見や貴重な意見をいただき非常にはげみになりました。
 
これを機にさらに、日々画道に精進してまいります。
 
素晴らしい個展に終わったことを、支えてくださった画廊の方や、友達、家族、応援してくださった方にこの場を借りて御礼申し上げます。
 
ありがとうございました。
 
 
また、近いうちにお会いましょう。
 
 

今日から個展が始まりました。

 
 
 
 
前回のギャラリー銀座さんでの展示作品も何点かあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
お土産にどうぞ。
 
 

いいねステッカー、貼れます。




開催日時: 11月18日(月)~11月24日(日)

        11時~18時30分(最終日は17時まで)

 

場所: あかね画廊

     東京都中央区銀座4丁目3-14 筑波ビル2階

     ☎03-3561-4930

 
 
 
会場でお会いできるのを楽しみにしてます。

このたび下記の通り個展を開催することになりました。

 

開催期間中は毎日、画廊に常駐予定であります。

 

 

開催日時: 11月18日(月)~11月24日(日)

        11時~18時30分(最終日は17時まで)

 

場所: あかね画廊

     東京都中央区銀座4丁目3-14 筑波ビル2階

     ☎03-3561-4930

     Facebook

    

 

展示予定作品です。

 

 
 
 
 
 
 
みなさん今から楽しみですね。
 
それでは会場でお会いしましょう。
 
 
 
 
 
 

 

 

 

フィリピンの国民的英雄のホセ・リサールが生まれたのが158年前の6月19日。

私の誕生日は6月21日。

誕生日が近いふたり。
運命的なものを感じる方が多いのではないかと。


ホセ・リサール。

私個人的には、フィリピンのみならず、アジアの英雄、いや、世界史に輝く英雄の一人としている。

ホセ・リサールがいる、それだけで私はフィリピン国民に嫉妬する。


日本では知名度が低いのが残念でならない。





革命家なのか改革家なのか?

とにかく彼は当時のスペインからの独立を目指し、文筆によって祖国解放をこころざす。

医者であり画家であり、小説家であり学者でもあり、いわばオールラウンド万能の天才。

スペイン語で書かれたふたつの小説は、今も高く評価されている。

また語学の天才であり、10ヵ国以上を習得。

ギリシャ語ヘブライ語も出来たというのだから聖書はもちろん精通していたであろう。

またドイツで医学士を習得して、フランスではフランス革命の「人権宣言」を祖国タガログ語に翻訳するというから、驚きである。


語学の天才といえば、同時代に我が国に南方熊楠がいる。

また、現代ではお亡くなりになられたが井筒俊彦氏がいる。
井筒氏は司馬遼太郎氏をして、「10何人の天才を一人に凝縮した」人物だったらしい。



かくいう私も多国語を使える。

幼年期に台湾に住んでた事もあり、(日本人学校に通っていたが、授業のカリキュラムに中国語が組み込まれていた)中国語が多少つかえる。

例えば。

你好(にーはお)・・・こんにちは

再見(さいちぇん)・・・さようなら

東南西東(とうなんしゃあぺい)・・・東西南北

国士無双(こくしむそう)・・・役満

九連宝燈(ちゅうれんぽうとう)・・・同じく役満

対々三暗刻(といといさんあんこう)・・・惜しい!もう少しで役満


などなど。

中国語だけではなく大阪にも10年住んでいた関係で、大阪弁もつかえる。

おおきに・・・ありがとう
まいど・・・こんにちは 
ほかす・・・捨てる
さし・・・定規
ずり・・・砂肝
野球・・・阪神タイガース
行けたら行くわ・・・絶対行かない
せやな、ほんま大変やな・・・生返事、人の話し聞いていない


などなど。


話題修正。
ホセ・リサール。

知名度が低いのが残念ですが、ホセ・リサールは日本にも来ています。

最初の画像は来日したホセ・リサールを記念して東京の日比谷公園に建立されました。

最近では、ネットで検索したところ漫画にもなっているよう。

同じアジアに生まれた人として、私自身も誇りに思うところがある。

美しい国フィリピン、いつか行ってみたい。
行けたら行くわ、ではなく本当に。



先日、久しぶりに植樹祭に参加しました。
 
大津波などの災害を森で守るという「森の長城プロジェクト」が名称変更して「鎮守の森のプロジェクト」となり、その植樹祭に参加しました。
 
前回の様子はコチラ
 
 
朝9時に、福島県の道の駅「ならは」で休憩がてら温泉に入り植樹祭にむけて英気を養う。
 
露天風呂こそなかったが、源泉かけ流しの素晴らしい湯であった。
 
首まで静かに湯につかりながら「んっあ~」と悦楽の声をもらして、毎週温泉に入ってるなぁとひとりニンマリしながら、いいことだ、とご満悦。
 
 
先週も福島県の温泉に入ったばかり。那須連山の北にある観音沼を散策したあと、西郷(にしごう)村にある名湯 甲子(かっし)温泉をこころゆくまで満喫した。
 
観音沼は誰もいなくて静かだった。
 
一ヶ月に一回くらいは、静かな山に入って緑を見て、そうして温泉に入りたいものである。
 
 
 
 
 
 
さて、道の駅の温泉を堪能したあと、植樹祭へ向かうべくそのまま国道6号線を北上する。
 
 
 
福島第一原発事故の影響で国道6号線の一部区間は、2輪車は通行止め。
脇道も全てバリケードがはられており、入れない。
 
国道6号のみ、自動車で通過できる。
 
 
帰宅困難区域はもちろんまだ解除されていない。
 
 
 
 
 
 
 
 
コンビニエンスストアは、ドアが半開きの状態で放置されていた。
 
 
 
 
福島第一原発のある場所には、クレーンが林立しているのが確認できる。
 
 
 
 
民家も結構見えるが、皆さんご無事だろうか。
 
復興は、まだ、まだ、まだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
南相馬市にはいり、植樹祭会場に到着。
 
受付を済ませて少額募金をして配布されたおにぎりを海を見ながら食べて、うん、うまい。
 
 
 
南相馬市のゆるキャラの「のまたん」
 
 
頭に飾られている魚は鮭だそう。
鮭は必ず生まれ故郷に帰ってくるから、という意味があるらしい。
 
 
 
なごやかムードのなか、植樹祭が始まる。
2000人くらいは参加したという。
 
 
常緑広葉樹の苗を一本づつランダムに植えていく。
 
 
ワラを敷き詰めてロープで固定して、完成。
 
 
毎度のことながら人海戦術というのには、圧倒して、感動する。
 
上の画像の範囲だけでも、20分位で完成した。
 
全く知らない今日初めて会った人と、楽しく協力してあっという間。
完成した時の爽快さを伴う達成感。 
 
 
人間のDNAに刻まれているのかもしれない。
 
大昔からの、建築や狩猟、農作業、老若男女お互いに協力して助け合い、そうして日々の糧を得る。
 
そういう瞬間に、そういう精神に、私はこう言う。
「お前は、美しい。」
 
ゲーテの『ファウスト』からの解釈抜粋より。
 
 
 
 
 
 
植樹祭も楽しく充実した中で終わり、帰路につく。
 
お土産に、いつもの南相馬市特製みそ。
 
 
 
 
味噌汁が大好きです。
 
今日は、豆腐にアオサをいれた味噌汁、いただきます。
柴漬けかじりながら、味噌汁ずずずっ。
そうして日本酒ぐびぐびガブガブゴクゴク。
 
気づいたら朝。やっちまったー。罪悪感にさいなまれながら、起き抜けの水。
 
てなコトにならないように、良い子は早く寝ます。多分。おそらく。そうだといいな。
 
おやすみなさい。
 
 

明日の4/30(火)~5/6(月)

 

11時~19時(最終日は17時)

 

ギャラリー銀座にて私の個展が開催されます。

 

詳細はコチラ

 

 

わたくし新津隆康は開催期間中はギャラリーに常駐しております。

 

 

 

 
 
 
 
 
優しくて素敵なオーナーさんと一緒に展示準備も無事に終えました。
 
はるばる遠方から4時間かけて駆けつけてくれた友にも感謝感激。
そのまま「明日仕事がある。」と言い残してとんぼ返り。
友よ、今度ゆっくりと盃をかたむけようぞ。
 
素晴らしい個展になりそうです。
 
是非ともお越しくださいませ。
 
 

先日、家で青森県の銘酒『田酒』をおいしく飲みながら、新聞をパラパラとめくっていると、面白い記事が目にとまった。

 
『心身リラックス お香の効果』と題する記事である。
 
お香には、お酒(お神酒)や塩のように空間の浄化作用があるという。 
なるほど、節分にイワシの煙モクモクで鬼さんをやっつけるようなものか。
 
さらには三次元的な空間のみならず心身の穢れや邪気を振り払い心を静めリラックス効果もあるという。
 
私自身、お香が好きで『香道』も幻の『酒道』とともに実践しようと考えていた矢先。
お香の効果や、歴史を改めて思慮するにいたる。
 
『田酒』でいい気分の俺は、好奇の念を抱く。
 
ふん、なるほど、そいつぁおもしろい。
 
しかし…ちょっとまてよ…
 
「いいこと思いついた‼️」
頭の上に電球が灯る。
 
 
古今東西、幼稚園児と酔っ払いの
「いいこと思いついた‼️」
ほど、ろくでもない思いつきはない。
 
全然いいことではないのが世の常。
 
私自身、今まで酔っ払って「いいこと思いついた‼️」と実行に移してどれほど大勢の人に迷惑をかけたことやら。
 
とまれ、その時は でナイスアイデアをひらめき放つ。
 
 
「フレーバーコーヒーっていけるんとちゃうの?」
 
 
世の中フレーバーティーが、もてはやされている。お茶(紅茶)にリンゴやレモン、ジャスミンで香り付けしたアレである。
 
ならば、コーヒーにも。
 
しかしそれは、香りの弱い『茶』だからいいのであって、元々香りが命のコーヒーは、どうなの?
 
大丈夫、怖くない、心配するな。
ブレンデッドウィスキーも何種類のウィスキーを混ぜて成功している。バランタインの伝説ジャック ガウディさんほどではないが、私も鼻がいい。いいのは鼻だけではない。鼻以上に性格がいい。
 
私淑している発酵学者の小泉武夫氏は、その著書の中で発酵は1たす1が3にも4にもなるとおっしゃっておられる。
 
コーヒーのアロマ香と、例えば香木の白檀(びゃくだん)をブレンドすれば、それはそれはえもいわれぬこの世のモノではない極楽浄土さながらの香りで、そのまま、昇天いっちゃったー! となるのでは。
 
 
早速実験開始。
 
香木は沈香(じんこう)にしよう。
成功すれば、沈香(じんこう)コーヒーとして販売しよう。 販路を拡大して成功は間違いない。
 
 
その前に、私自身の身を清めたい。
 
美味しい日本酒でいっぱいになった私の膀胱を空っぽにすべく、トイレで用足し。
 
 
 
さて、先ずはコーヒー焙煎の用意をする。
焙煎する際に、香木で香り付けをする予定である。
 
 
最初に用意したコーヒー生豆をあらかじめハンドピック、つまり手で丁寧に良い豆を選ぶ。
不揃いで形の悪い豆を取り除く。
 
豆を手で分けながら大切な事に気づく。
 
「あっ、トイレ行って手を洗うの忘れた。」
 
このままでは沈香(じんこう)コーヒーではなく、チン香コーヒーになってしまう。
 
 
そう思い至ったために、急にやる気が失せる。
 
コーヒー焙煎の夢も、煙とともに消え去る。
 
コーヒー焙煎奮闘記もまた、しかり。
 
 
以上、ご精読感謝。
 
おわり。
あー疲れた。
 
 
先日、家で岩手県の銘酒『あさ開』をおいしく飲みながら、新聞をパラパラとめくっていると、面白い記事が目にとまった。

料理の記事であった。

新玉ねぎを丸ごとオーブンで焼き上げるだけで、まわりはトロリと柔らかく、なかはシャキシャキ、それはそれは食べたら舌もトロリ、頭の中はシャキシャキ。

これからの季節、アナタにピッタリの一皿ですよ、と私の舌に訴えてくる。



『あさ開』でいい気分の俺は、好奇の念を抱く。

ふん、なるほど、そいつぁおもしろい。

しかし…ちょっとまてよ…

「いいこと思いついた‼️」
頭の上に電球が灯る。


古今東西、幼稚園児と酔っ払いの
「いいこと思いついた‼️」
ほど、ろくでもない思いつきはない。

全然いいことではないのが世の常。

私自身、今まで酔っ払って「いいこと思いついた‼️」と実行に移してどれほど大勢の人に迷惑をかけたことやら。


とまれ、その時はオーブン料理でナイスアイデアをひらめき放つ。


前回は、コーヒー焙煎を電子レンジで加熱して、やはり、ろくでもない思いつきであったことが証明された。

レンジが駄目ならオーブンがある。
同じ轍は二度と踏まない。
今度は大丈夫。

レンジのように電磁波は使わない。

確かに電磁波は素晴らしい。
電磁波とカメハメ波ほど、世界中で愛されているモノはあるまい。

しかしやはり料理はワイルドが一番。

熱を使わなければ、料理と言えない。



論より証拠、早速実験開始。


珈琲生豆。


オーブンスタート!

20分経過




なんということでしょう。




いいカンジ。

未来はいつでも明るい。



40分経過



完璧ですな。


煎上がった生豆をハンドピックで仕分けて、コーヒーミルでガリガリしてドリップ方式でコーヒー抽出。


一口飲んで、「うん、おいしい!」とはならなかった。

おや?何か変。

いや、ちゃんとしたコーヒーなのだけど、いつものバーナーで煙モクモクの焙煎コーヒーに比べて、味が落ちる。

かなり、落ちる。

正直、おいしくない。
まずくはないけれども、なんというか、とぼけていると言うか薄いというか、ドラゴンボールの天津飯の弟分の餃子(チャオズ)のように、目立つようで実は存在感がない、いなくてもいい、みたいな味になっている。


ためしにもう一口目を閉じて飲みながら、コーヒーをくまなく探す。

やはり、コーヒーの風味と味覚が見当たらない、というか存在がわからない、思い出せない。


マンガ『ドラえもん』のジャイアンのお父さんのチョビヒゲのように、あるような、ないような、髪型は五分刈りだったような、ジャイ子の漫画『ペロペロキャンディキャンディ』の中身のように、フニャコフニャ夫のライオン仮面とオシシ仮面のように、俺は一体なにを書いているのかよくわからん。

完全に失敗か。
このブログも。


お詫びにジャイアン一族のご登場。


みんな髪型が違うだけか。

いとこの顔、生意気だなぁ。




コーヒー焙煎はまだまだつづく。