(画像はお借りしました)
ここからしばらくは1週間後の相撲中継と思ってください。あくまでも予想です…
みなさまこんにちは
ここ両国国技館では大相撲夏場所もいよいよ千秋楽の土俵を残すだけになりました
果たして、白鵬休場のなか責任を果たしたひとり横綱鶴竜の6回目の優勝か?それとも大関返り咲きを確定的にし、勢いに乗る関脇栃ノ心の2度目の優勝か?
たいへん興味深いところです
そして「トランプ杯」
どちらの力士が手にするのか?
令和初めての本場所にも関わらず、天皇賜杯もかすむ表彰になりそうです・・・ほんといい迷惑です
館内の様子です
正面升席はすべて「トランプ大統領と安倍首相、およびSPたちの席」として押さえられており、空席が目立つ異様な館内となりました。
厳重な荷物チェックがされたため、しこ名の書かれたタオルも没収になり、館内の座布団も、万が一大統領に向けて投げられたらいけないということで、今日に限り回収となりました。朝から呼出しが一斉に作業をしてました
繰り返しますが、ホントいい迷惑です
この正面升席のチケット代は総額1600万円に上ります。日本政府がトランプ接待のために国民の税金から全額補てんしたのか?それとも、相撲協会が忖度して損をかぶったのか?日本政府の公式な記録もありませんので、正確なところは不明です
升席の上にイスで座るという、無粋な要望に応えたものです
なお、メラニア夫人は「あんな野蛮な競技のどこがおもしろいのかわからないわ」と言って、現在は銀座で買い物中とのことです
にもかかわらず満員御礼の垂れ幕は降りております
正面升席は大半が空席のまま、ただ今の時間はSPだけがものものしく警戒を続けております
相撲協会の説明によりますと…
満員の判断は、一般販売された席は完売したためということです。
7~8年前の本当に空席が目立っていて、NHKもカメラでなるべく空席を映さないように気を遣っていた頃とはわけが違うとのことです
なお、トランプ大統領と安倍首相の国技館到着は「これより三役」の前、午後5時前あたりになるそうです。
野球なら9回から、サッカーなら後半40分から観戦するようなものです。本当にファンだったらありえない行為です
なお、休場のお知らせです。
十両5枚目の蒼国来(荒汐部屋:中国出身)ですが、米中貿易戦争のあおりで不審な行動をする懸念があるという当局のお達しにより、本日強制休場となりました。対戦相手は不戦勝になります
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という、今のところ考えられる情報から推測した1週間後の相撲中継です。
しかし、なんで升席で見る?
しかも、なんで升席にイスを置く?
なんで土俵に上がって表彰するっていう?
なんで、それをすべて認める??
それなら優勝力士が三本締めするくらい、許してやったらどうや?みたいなもんですがな
以前のフランスのシラク大統領(在位1995~2007)は根っからの相撲好きで2000年から「フランス共和国大統領杯」を7年間贈呈していましたけど、あんな無茶は言いませんでした。観戦も2階のイス席からでした。土俵上から自らが授与することもなかったです
アメリカ大統領と大相撲で言えば
1972年に高見山関が優勝した際に、当時のニクソン大統領から祝電(高見山さんは、後年親方になって横綱曙関などを育てましたが、親方を停年退職した折には、当時のオバマ大統領からも祝電をもらっています)
1907年には19代横綱常陸山谷右エ門関が弟子とともに訪米し、ホワイトハウスで土俵入りをしました。当時のセオドア=ルーズベルト大統領とも会見したそうです(ニューディール政策で有名な後のフランクリン=ルーズベルト大統領とは別人です)
ところで
7日目の相撲中継は久々にテレビ観戦でした
ゲストの武井壮さん、めちゃめちゃ相撲に詳しかったですな
相撲中継のゲストは本当の好角家が登場する場合と、NHKドラマの宣伝の延長かな?という緩い感じの方とがおられますが、武井さんは前者でした
何人かの力士と個人的におつき合いがあるそうで、力士から聞いた相撲の技術のエピソードは、たいへん貴重です。ただ、「伝統文化としての相撲」よりも「アスリートとしての力士」という観点からのリスペクトでもあった感じですけど。これはこれでおもしろい解説でした
御嶽海関や白鵬関はピカイチと思わせる技術論を武井さんに先に伝えていましたよ~~
ぜったい引退後は理論的な解説者になれそうです
舞の海さんあたりは戦々恐々としているのでは?と思うくらいでした…
いっそ、トランプさんはNHK中継席に座ってもらえば?この際、その方が安全ですし小錦さんに通訳頼んでみたら?もお、なんでもありやんね~~まぁええねんけど。だったら「神事」だからとか振りかざさないでほしいですな。
優勝が誰になるか?より、トランプ対策がどうなるか?の方が気になってしまう式守です