30歳からのキャリアアップのために効果が高いとされる資格ベスト5。
この機会に気になる資格があったら情報を集めてみてください。



~第1位~
『中小企業診断士』

中小企業診断士とは、企業の問題解決をはかる「企業のドクター」。
経営コンサルタントとして唯一の国家資格です。
業界・職種に共通して当てはまる、
"企業が売上を伸ばし、コストを削減し、利益を上げる"
ための適切な提案をするのが仕事で、
社会的に高く評価されています。



~第2位~
『ファイナンシャルプランナー』

ファイナンシャルプランナー(FP)は、
お金にまつわる知識をベースに顧客が望むライフプラン(生涯生活設計)を
実現させるためにコンサルティングを行う、ライフプランの総合アドバイザーです。
たとえば金融業界では、金融商品の知識は必須の項目。
不動産業界では、住宅取得の税制や住宅ローンについて役立ちます。
一般企業では年金等の知識を活かして、
総務部の福利厚生関係の仕事もできるでしょう。
また家計でも、保険の見直し、教育費の準備や住宅購入費用、相続など
お金にまつわる問題を避けて通ることはできません。
FP資格はお金にまつわる多角的な知識を身につけることで
税理士や弁護士などの特定分野の専門家とは異なる
包括的な視点でコンサルティングを行う点が最大の特徴です。



~第3位~
『簿記』

簿記は、企業規模の大小や業種、業態を問わずに、
日々の経営活動を記録・計算・整理して、
経営成績と財政状態を明らかにする技能です。
簿記を理解することによって、企業の経理事務に必要な会計知識だけではなく、
財務諸表を読む力、基礎的な経営管理や分析力が身につきます。
簿記は、経理担当者だけではなく、全ての社会人に役立ちます。



~第4位~
『社会保険労務士』

社会保険労務士(社労士)は人事労務と社会保険のプロフェッショナルです。
労務管理や年金のコンサルタントや就業規則の作成を行います。
もっと身近な仕事だと企業内の「労働保険」や「社会保険」の手続き書類を作成、
そして書類提出の代行などの業務を行います。
一般的に総務がやっている仕事が社労士業務のそれです。
社会保険や労働に関しての法律や手続きはとても複雑で、
社労士の知識は多くの会社で評価されます。
そのため資格をもっていれば就職に有利だったり、
資格手当てをもらえたりする場合もあります。



~第5位~
『宅地建物取引主任者』

宅地建物取引主任者(宅建主任者)とは、
不動産の取引を仕事として行う際に必要な国家資格です。
土地や建物などの不動産は、衣・食・住の「住」として、
人の暮らしや企業にとって欠かすことのできない存在です。
つまり、宅建主任者とは、
私たちが生活していく際に必ず必要になる資格と言えます。
それゆえ、不動産業界のみならず、
金融機関や販売・サービス業・一般企業の財務部門等、
他の様々な業界からも重宝されているのです。
特に不動産取引企業においては、事業所ごとに、
従業員5人に1人以上の割合で
宅建主任者を置かなければならないことが法律で決まっています。