ご無沙汰しております。

懸案の『短歌文法入門』(飯塚書店)は現在、依田主幹、武田、石川の三名が

それぞれ第二校中です。

版元からは3/15までに返送するようにとのことで、完璧を目指しているところです。

新型コロナウィルスの影響で三月は短歌関係の定例会や歌会、短歌教室などの

中止、延期が相次いでいるようです。

生業の繁忙期でもあり、内心ちょっとホッとしたりして。

原稿に集中できますし、悪いことばかりではありません。

ご存じのとおり、短歌の世界は高齢者が多い。日本ももちろん

高齢化社会ではありますが、その象徴のような世界です。

七十代などはまだ若い方ですからね。

短歌の伝統ある各賞の選考委員など見れば一目瞭然です。

高齢者が元気に活躍できる世界が短歌の世界と言い換えることも

できるでしょう。傍から見ていると皆さん忙しすぎるようです。

今回のコロナウィルス騒動は、この辺で少し休んでみるのに、

いい機会かもしれません。

話が逸れました。

『短歌文法入門』完成の暁にはぜひともご覧くださいませ。

 

(石川幸雄記す)