初動(徹底調査)
2000年6月、某乳業工場で製造された「低脂肪乳」を飲んだ子供が
嘔吐や下痢などの症状の食中毒事件。
病院から保健所に食中毒の疑いが通報された後の記者会見及び記者会見前の初動対応が悪くなければ、企業イメージを最悪するこにはならなかったかもしれません。
この時に初動の遅れの中で致命的だったのが、
「徹底調査」重箱の隅々まで食を扱う会社は徹底調査すべきという面において甘かったんですね。
さらに、「リコールの甘さ」が更に火種となってしまいました。
保健所から製品の回収を指導され、この頃には各地から食中毒の情報があったのにも関わらず、「全品回収」の決断を下せなかった企業。
「プレス発表の甘さ」
約30万個の製品の回収も時すでに遅し、既に対応が遅れていたので、被害者の申告者が爆発的に増えて関西は、殆どの件から被害報告があった。
食中毒の症状は嘔吐・下痢・腹痛であり、食中毒の中でも比較的軽いものであったらしい。入院までした人も少なかったらしい。
初動の遅れや、認識の甘さ、対応の責任範囲の明確化が
非常に重要であると、この後立て続けに起きた同類の事象と
ほか企業の対応結果から感じる。
少しでも、自社に非があると感じる経営者がいる必要性、
その下で働く社員もそんな経営者がいるいないで、
モラルやコンプライアンスの遵守の認識が変わってくる。
今の世の中、「もみ消し」は「火山のマグマよりも火種になる」