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日本再生のブログ

沈みかけている我が祖国日本、この日本を勇気ある皆様と一緒に「日本再生」に取り組んでいきませんか。

食べすぎは血の汚れにつながり、芋づる式に様々な悪しき状態を引き起こすからです。 米国ミネソタ大学のM.J.マレイ博士は、「飢餓が病原菌の感染に対して抑制的に働く」という論文を書いています。 ・1975年M.J.マレイ博士らが飢餓のサハラ砂漠を訪れ、遊牧民に食糧を与えたところ、その食糧供給が始まってからまもなくして、突然にマラリアが発生してきたという事実。 ・エチオピアのソマリア遊牧民に、飢餓のとき食糧の供給が行われたと、マラリア、ブルセロージス、結核などが起こってきた。 ・中世時代のイギリスにおける痘瘡(とうそう)は、貧しい人々より金持ちの人々をより多く苦しめた。 ・第一次大戦中に発生したインフルエンザにおいては、十分に栄養の行き渡っている人々に最大の死亡率が示された。 ・1939~45年の戦争のとき、ある過密状態にあったキャンプにおいて、低栄養状態におかれた人々が麻疹(ハシカ)やチフスに対して最低の罹患率を示した。 ・1830年大にE.チャドウィックがイギリスの刑務所において行った調査によると、十分に栄養を与えられた囚人は、罹患率3%、死亡率0.16%と有意な差が認められた。 ・インドにおいては乾季になり草木がなくなると、動物(家畜)の餌が少なくなり、動物はやせ細るが、そのとき家畜の罹患率は最低になる。モンスーンの季節になり、新しい草が茂り、それを食べて動物が太ってくると、動物の流行病が急に増えてくる。  極度に栄養状態の悪化している患者に、静脈から点滴により高栄養を与えると、重篤な感染症を起こしてくる例がしばしばあることがわかってきたからです。こうした事象を説明するメカニズムとして同博士は、「我々が食べる食物中の栄養素は、我々の身体の維持よりも病原菌の分裂、増殖の方に利用されるのだろう」と指摘しています。つまり、我々が生きていくのに必要最低限量以上の食物を身体の中に入れた場合、これが老廃物、余剰物となり、病原菌がはびこるための餌になる。 日本では、1995年の阪神大震災あった後、助かって生き延びた人たちは体育館や学校に集まって共同生活を余儀なくされたのですが、10日間ほどは流通がうまくいかず、それこそ飲まず食わずに近い状態になったといいます。ところが、そのときは誰も風邪一つひかなかったのです。10日程して流通がうまくいくようになり、全国から物資食物が届き人々はむさぼるように」食したのですが、その後インフルエンザが大流行したのです。 このように食べすぎは健康によくないことをよくご理解いただけたのではないでしょうか。美味しいものが目の前にあり、どこでもいつでも手に入る現在の世の中では質素な食生活をすることはとても困難なように思われます。しかし我が日本国2000年の歴史の中で、昭和40(1960)年代まで食物が十分でなく飢えとの闘いの連続であった。その食べすぎの一つが現在の多くの人たちの病気につながっているのではないでしょうか。食べすぎを減らせば病人も減るように思えてなりません・・・。 [参考文献]『新・食物養生法』2003 鶴見隆史 第三書館