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週刊 歴史TOPICS

日本の歴史、世界の歴史。
歴史を訪ねると面白い、楽しい。
バルにいる気分で歴史を語る。
カフェにいる気軽さで歴史に触れる。
そして、同じ思いの人たちと出会えたら
もっとうれしい。

大河ドラマ「八重の桜」。今週はドラマの登場人物のイベント記事を探してみました。

①佐久間象山の借金通帳を初公開 蘭和辞典作るため金策
幕末の思想家佐久間象山(1811~64年)が蘭和辞典を作るため金策に
奔走していたことを示す借金通帳など
4月1日から丸善日本橋店(東京)で初公開。

 週刊 歴史TOPICS-象山借金帳


















②直弼と諸大名交流紹介 彦根城博で企画展
 江戸幕府大老を務めた彦根藩主井伊直弼と諸大名の交流をテーマにした企画展が
彦根市金亀町の彦根城博物館で開催中。
直弼の公務日記や、親交が深かった会津藩主松平容保(かたもり)からの
直筆書状など23点を紹介している。

松平容保の直筆書状 官位昇進を祝福
 直弼の人物像に迫るシリーズ「直弼発見!」の一環で、
重要文化財「彦根藩井伊家文書」を中心に展示した。

 「井伊直弼日記」は、大老就任8年前の1850(嘉永3)年の江戸城での
公務などを自筆している。
直弼は32歳で譜代大名筆頭・井伊家の世継ぎとなって江戸城に出仕。
将軍を補佐する「溜詰(たまりづめ)」格の先輩大名の教示を受けて交流を深めており、
日記には年賀で黒田氏や鍋島氏ら大名家を訪問したことなどが記されている。

 家格が近い会津藩主松平容保とは家族同様の付き合いをしたとされ、
60(安政7)年1月に容保が直弼に宛てた直筆「松平容保書状」は、
直弼の官位昇進を祝福した内容。楷書でしっかりと書かれた文字に実直な性格がうかがえる。
4月9日まで。会期中無休。有料。