和風風流な月日日和-t02200165_0640048010320672195.jpg

調和「和を以て尊しとなす」
人はえてして派閥や党派などを作りやすい。そうなると偏った、かたくなな見方にこだわって、他と対立を深める結果になる。そのことを戒めているのだ。
それを避けて、人々が互いに和らぎ睦まじく話し合いができれば、そこで得た合意は、おのづから道理にかない、何でも成しとげられる-というのだ。ただ「仲良く」ということではなく、道理を正しく見出すために党派、派閥的なこだわりを捨てよ、と教えているのだ。
「重大なことがらはひとりで決定してはならない。必ず多くの人々とともに議論すべきである。…(重大なことがらは)多くの人々と共に論じ、是非を検討してゆくならば、その結論は道理にかなうものになろう」
一人一人は力弱くとも一つに和して。二人寄れば何倍か、三人寄れば何十倍もの光出る。

『和は=文字通り足し算、相乗倍数乗で力を合わせられる真理』