本当は怖い日本昔ばなし

本当は怖い日本昔ばなし

トラウマになりそうな怖い昔話を集めてみました。

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魂を取る亡者 投稿者 nekodanka



【魂を取る亡者】


昔あるところに住んでいた仲の良い百姓夫婦の話。
あるの日のこと、旦那さんは用事でとなり町まで行くことに。。
出かける際、旦那さんは奥さんにひとこと、
夜中に機を織る者は、時として亡者に魂を取られるそうなので、
充分に注意しておくように。

無事に用事を済ませた旦那は、
夜更けの雨の中、帰路を急いでいた。
道中、たまたま見つけたお墓から2人の亡者が現れ、
魂を抜かれそうになるも、機転を利かせて
自分も同じ亡者仲間だと信じこませる。

うまくいったと思ったのも束の間、
亡者たちの話を聞いてみると、
どうやら今から自分の奥さんの魂を
取りに行くところだったらしい。

亡者曰く、
「ワシは特にべっぴんの魂を取るのが上手だと
亡者仲間に言われとる、グフフフフフ・・・・」 (笑


さて、旦那さんはどうやって奥さんを
亡者たちの魔の手から救い出すのか。







0075 船幽霊 投稿者 nihonnotakara1976

【船幽霊】

とある漁師町のお話。
昔からお盆には迎え火といって亡くなった人の霊を迎えるために
家の前で火を炊きますが、海辺のこの村では浜で火を炊いていました。
そして、お盆の夜に漁に出ると、船幽霊に襲われて
船を沈められるという言い伝えがあり、誰も漁には出ませんでした。
しかし、言う事を聞かない若者たちは、今が好機とばかりに船を出します。





まんが日本昔ばなし 「おいてけ堀」 投稿者 tv-files


【おいてけ堀】

とある国の城下に「おいてけ堀」と呼ばれる堀がありました。
このお堀には水の寄せ合う淀みがあり、
鯉や鮒がたくさん釣れると云われていました。
しかし、そこで魚を釣って帰ろうとすると、
水の中から不気味な声が聞こえてきます。
「おいてけ~、おいてけ~」