こんにちは。

元看護師・病気持ちのシカです

暑い日が続きますね

息子と闘いながら引っ越しの準備を進めています。

放射線治療を２回受けた私が

『子宮頸がんの放射線副作用』

についてまとめました。

私の体験した副作用になります。

（部位や照射する回数・強さなどにより個人差があると思います。

ちなみに私は骨盤部への対外照射（１回目）・転移したリンパ節への照射（２回目首・腹部）になります。膣内照射はやってません。

これから治療を受ける方のお役にたてば幸いです。

放射線治療を２回実施した人が体感した副作用

1.味覚障害

　照射初日から出現。

舌がピリピリしている感じ。例えるなら山椒を食べたようなジンジン・ピリピリした感じが舌に出現。3日ほどで消失。

2.倦怠感

　照射初日から出現。とにかく体が怠い。動きたくない。3日ほどで消失。

3.吐き気

倦怠感同様に初日から出現。初日が一番ひどく、何も食べれませんでした。

3日ほどで消失。２回目の放射線治療の時は特に出現しませんでした。

4.食欲不振

倦怠感と吐き気が出現しているので、当然食欲もない。

5.皮膚障害

照射3日目くらいに背中・腕に蕁麻疹様の発疹が出現。痒い。皮膚科受診して塗り薬で対応しました。3日後くらいに症状落ち着きました。

また、放射線をあてた部位が赤くなる。そして皮膚が茶色に変化してくる。最終的には、日焼け時のような皮むけ状態になる。

6．便秘

食欲がなくなるので、食べる量が減少。更に運動量も減るので便秘になる。

7．脱毛

薄毛まではいかないが、洗髪すると髪がいつもより多く抜ける。

8．出血

照射開始3日後あたりから不正出血が始まりました。私の場合は、血小板が少なく出血が止まりにくいので4か月ほど続きました。もう止まらないんじゃないかと思いました

放射線治療が終了してからの症状　後遺症

1．更年期障害

（ホットフラッシュ）

放射線治療終了後1か月した頃、急にカーと全身が熱くなる事が1日1回～3回程度あらわれる様になりました。1か月くらいして消失（私の場合）。生理もなくなります。

2．水が貯まる。胸水・腹水。

放射線治療終了後1か月頃。病的で治療が必要なものではないが、体内に水が貯まる。私の場合は、放射線治療1回目の後に心臓に、2回目に腹水が貯まりました。治療が必要なほどではなく自然の範囲なので無治療です。

3．トイレが近くなる。

これは私の感覚です。健常なら膀胱は柔らかい為、十分に伸びて尿を貯める事ができます。しかし、放射線を照射したことで少し硬くなったのかなと感じます。充分に尿を貯めることができず、トイレが近いような感じです。

その他

痛みについて

放射線をする事自体の痛みはありません。

がんがもたらす痛みは、照射2週間過ぎた頃から少しずつ緩和していきました。

私は医療用麻薬を内服していたので、放射線治療終了後から麻薬を漸減していきました。

まとめ

私の場合、身体が弱っていて且つがんの症状がひどい1回目の放射線治療のほうがより副作用が強くでました。逆に、2回目再発の時の放射線治療はほぼ副作用はでませんでした。主に、放射線治療開始の初期の段階（身体が慣れる期間の間）で副作用が強く出る印象がありました。

また、放射線の効果は１年継続すると言われているそうです。私も実際に放射線終了後からの痛みの変化や体の変化を感じました。放射線中だけでなく放射線後もしっかり体を労わってみて下さい。

次回、放射線治療の前に準備しておけば良かった事をまとめられたらと思います。

長くなりました。

最期までお付き合い頂きありがとうございました。

良きことが雪崩の如くおきますように。

子宮頸がんの放射線治療副作用・後遺症（放射線治療2回体験した患者がまとめる）