大神(おおみわ)神社(栃木)

栃木県にドライブに行くことになり、他に立ち寄るところを探していて偶然見つけた大神(おおみわ)神社。いつか参拝したいと思っている奈良県の大神神社の分祀で、創建は1800年前、下野国最古の神社だそうです。

 

■所在地

  栃木県栃木市惣社町477

 

■アクセス

  北関東自動車道 都賀I.Cから約12分
  東北自動車道 栃木I.Cから約20分
  東武鉄道宇都宮線 「野州大塚駅」 (徒歩約15分)

 

 

  御祭神

倭大物主櫛甕魂命 (やまとおおものぬしくしみかたまのみこと)

別名:大物主大神

 

 

  創建

約1800年前、大和国三輪山の大三輪神社の分霊を奉祀し建立されたと伝えられ、別名「室八嶋大明神」。

 

大神神社の記載より

第10代崇神天皇の長子豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)が勅命を受けて東国治定の時、天皇の崇拝厚い大和三輪神社(奈良県桜井大神神社)を当地八嶋の琵琶島に奉斎した。景行天皇は、四十二年国々の府中に六所明神を祀り惣社六所明神と称した。

 

 

 

  御朱印

御朱印帳を持参すれば書いていただけます。

御朱印は通常のもの(500円)と、芭蕉の句が書かれたものがあり、芭蕉の句が書かれた方をいただきました。(1000円)

 

 

  「室の八嶋」について

室の八嶋(むろのやしま)は、古来の和歌などに歌枕として見られる地名だそうで、
当社境内の池中の島をその跡と伝える(ただし後世の付会とする説もあるそうです。
奈良時代の昔から、歌枕として都にまでその名を知られ、『万葉集』や『古今和歌集』をはじめとする多くの和歌集などに登場しているそうです。

 

■松尾芭蕉「奥の細道」

室の八嶋に詣す。同行曾良が曰「此神は、木の花さくや姫の神と申て、富士一体也。無戸室に入て焼給ふちかひのみ中に、火々出見のみこと生れ給ひしより、室の八嶋と申。又煙を読習し侍るもこのい謂也。」将、このしろといふ魚を禁ず。縁起の旨、世に伝ふ事も侍し。

 

訳)

室の八嶋に参詣した。同行の曽良が言うことには、「この室八嶋大明神の祭神は、木の花さくや姫の神と申して、富士山に祀られた神と同じです。瓊々杵尊(ににぎのみこと)の妻となった木の花さくや姫が一夜の契りで懐妊したのを疑われたので、四面を土でふさぎ、出入り口のない部屋に入り、若し神の子ならば焼け死んでしまうでしょう。 といって火をつけました。火の中に彦火火出見を生みました。この子が八嶋の神となりました。(日本書紀・巻第二)。このことから室の八島というようになりりました。室の八島は、古くから“煙り立つ歌枕”として聞こえたところだが、そもそもの原因は木の花さくや姫の故事にありました。」

また、このしろ(中型のものはコハダ)という魚を食べることを禁じられている。


 

 

  芭蕉の句

芭蕉が詠んだ「糸遊に結びつきたる煙かな」の句碑があります。

「糸遊(いとゆう)」はかげろうのことだそうです。でもこの句は『おくのほそ道』には入っていないそうです。

 

 

  「室の八嶋」へ

参道の左側にあります。入り口は芭蕉句碑の横(参道の鳥居に近い方)にあります。

池に鯉がたくさんいます。社務所で鯉のエサを買うことが出来ます。

 

■「室の八嶋」の入り口

それぞれの島に小さな祠があります。

筑波神社→大宰府天満宮→鹿島神宮→雷電神社→富士浅間神社→熊野神社→二荒玉神社→香取神社

の順に参拝しました。

 

 

私が行ったのは9月でしたが、秋は紅葉が綺麗だそうで、またいつか行ってみたいです。そして、いつか奈良の大神神社にも参拝できればいいなと思います。