力士が言うのはどすこい!登山では六根清浄!隣のおばちゃんは来る度、どっこいしょと縁側に座るんだ! | 日本語を楽しもう!!

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ようこそ!
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また、読みに来てくれたんですね…!




………………。





言ってしまうんですよね、あの言葉…。





長時間歩き詰めでいたりすると

久しぶりのハイキングで
やっとベンチを見つけた時なんか…





誰かさんに…
荷物持ち専用人員として…
あっちこっち連れ回された挙句…





やっと休憩か…と入った喫茶店の
椅子に座る…その時





どっこいしょ!
…と言ってしまうのです!





あの…
生まれた時から…
この言葉だけは知っていたんだよ
とでもいうような…





深い心の奥底から湧き出て来るように…

あの…
どっこいしょ!」は
言葉として放たれる!





………………。





どうも済みません。

初っ端から
情緒的・抒情的・感情的なことを
書いてしまいました。





………………。


………………。





ちっちゃな子でも…
御婆ちゃんや御爺ちゃんから
聞き覚えたのか

どっこいしょって言うんですよね。





何なんでしょうか?
どっこいしょって?





………………。





幾つか説はあるようですが…





民謡などの囃子詞(ハヤシコトバ)

「どっこい、どっこい」
「どっこいしょ、どっこいしょ」

相手の言葉を止めるときなどに用いる

「どっこい、そうは問屋が卸さない!」



元々相撲甚句の掛け声で
相撲取りが気合を入れたり
返事に使う

どすこいどすこい





そして
力を入れる時や

その逆で
疲れている体から
力を抜く時などに使う

「どっこいしょっと!」
「どっこらしょっと!」





…というこれらの言葉は
元の起源は同じだと
言われています。





何処へ
が起源ではないか
と言われています。





順番にも説はあるのですが…

“どこへ”が“どっこい”となり
“どっこい”が“どっこいしょ”となり

更に力士の間では
“どこへ”が“どすこい
になったのではないかと
言われています。





………………。





古い文献には
囃し立てる(冷やかす・素見す)時の
言葉として
何処へ何処へ。」というのが
出て来るようです。





これは何なんでしょうか?
あなたの心はここにあらず
ということなんでしょうか?

それとも

アタフタした様子が
微妙に体をあっちへ揺すったり
こっちへ揺すったりするところから
来ているんでしょうか?





如何にも
抜け殻だけが
何処かへいってしまいそうだというのを

「何処へ、何処へ。」という言葉が
うまく言い表しているように
感じますね。





………………。





別の説では…

“ろっこんしょうじょう”が
“どっこいしょ”になった
というものがあります。





修行者や修験者(シュゲンジャ)
霊山と言われる山を登る時に
六根清浄
と言いながら進んで行く訳です。





微妙に唱える言葉や言い方にも
色々違いがあるようですが

「懺悔、懺悔、六根清浄」
「六根清浄 お山は晴天」
etc.

…こういう言葉を唱えながら
登って行く訳です。





この
“ろっこんしょうじょう”と
何度も唱える言葉が
どっこいしょ
と聞こえた
という説なんですね。





………………。





因みに
六根清浄”とは

欲や迷いを断ち切り
心身共に清らかになる
ということです。





仏教で
がんにびぜつしんい

六根
といい

煩悩を生み出す器官のことです。





その煩悩に執着しないことを
清浄
と言います。





六根は
眼・耳・鼻・舌・身・意
です。





………………。


………………。





“六根清浄、一根不浄”
などと言う言葉も
あるようですが…





よく知っている女性なんですが…

出来れば
荷物持ち要員に
私を選ばないで頂きたいですね。


テヘッ


























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