1971年、ニクソンによって「発行紙幣の金との兌換停止措置」を宣言されたことにより、本格的な金本位制からの離脱が実現し、管理通貨制度が達成されたのです

 ケインズが亡くなって25年後のことでした。

 これは同時に固定相場制から変動相場制への転換でもありま

 ニクソンの金本位制からの離脱は、アメリカが財政悪化から金本位制による財政均衡の縛りに耐えられず、音を上げたに過ぎない行為だったのかも知れませんが、結果的に、あらゆる経済学理論をひっくり返し、経済学が一から再スタートしなければならない程の衝撃的な出来事になったのです。

 ところが、日本の経済学はそのことにまったく気付きませんでした。そして、外国の有名な過去の新古典派経済学の熱心な弟子であり続けたのです。