気づいたら18になっていた。大学デビューを果たし、見事、五月病(笑)を拗らせている。


 勉強をして、目的もなくてただ勉強してしかしそれなりに、なんだかんだ満足していた。両親の望む大学には行けなかった。自分はつくづく親不孝者だと思う。両親とは1、2年まともに会話もせず、癇癪持ちのおかげで、罵声を浴びせ物を投げ...本当にひどい子ども!


 ここで皆さんが気になっているであろう大学デビューについて紹介しましょう。思い描いてたものと乖離しすぎていて、2分に1回、心の中のギャルが「ダル(笑)」ってバカにしてくるのです。数ヶ月が経過しているが、他人と会話せず帰宅することが9割であり、人生は帰宅することだと腑に落ちた。このままで良い、気もした。4年間よろしくお願いします。


 これを書こうとして気づいたのは、この意欲は、現実生活への過度な不満から生まれているということ。テレビっ子の私が、テレビのない暗闇で毎日を過ごすということに、耐えられるのでしょうか。不健康な生活でで病気になりませんか。(もうなりました)涙をシャワーで誤魔化す夜が、いつまで続くのでしょう。ちなみにこれは、かなり有効なので、是非やって見てください。とりあえず、辛さしんどさを感じたらシャワーを浴びましょう。「これは涙じゃない、シャワーから流れる水だ」と言い聞かせます。上がったら、なんかすっきりしているはず。これがいつか、自分の糧になると信じています。いつか、雨が降った時、あの時の涙だと感じるかもしれません。

 

 こう、現実逃避にも色々な種類があって、YouTubeを見るだの、ゲームをするだの、音楽とか料理などなど趣味に没頭すると良いのだろう。私の場合、文学的というか、そういうものに惹かれてしまう。言葉の力に圧倒されるから。それが、あまりにも気持ちが良い。詩とか歌とか、それは現代のものに限らず、和歌なども含んでいる、それを見ることが好きだ。俳句が「共感」で評価されるよりも、「想起」とか「追憶」とか、無限の想いを有限の範囲で纏めたものへの尊敬、そういう点で評価されているのが、良い。