夏の続き川沿いの裏にある、ひっそりとした骨董屋通りを歩く。静かに佇むお店の少しだけ開きかけた扉が、私の足を止める。通りには誰もいない。まだ暑くて、汗をかいた。日差しが、誰もいない道が、通り過ぎる風が私を黙ってじっと見ている。誰もいない骨董屋通り。まだ暑い一日。夏の帽子を私は被ってひとりぼうっと佇んでいる。今がいつなのか、いつが今なのか不思議な世界の入り口。遠い日の夏とつながってる。