コウモリである。

このように真近かで見たのは初めてだ。

まだ、この東京で生存していた事にも驚いた。

昔(50年程前)は夕方になると群れを成して飛んでいた。

ゆえに、飛んでる姿は見ていたが生でこの近さで拝見したのは初めてだ。

触るとキーと鳴いて歯をむき出していた。

顔は可愛くなくドラキュラの様相。

生暖かく生き物の感触が伝わってきた。

どこか具合が悪いのかも知れない。

明るい昼間に道路にたたずんでいるには、なんらかの理由がある事は確かでしょう。

道路脇に移動させてその場を去ったが、その後の安否は不明。

新宿御苑が近いのでまだ細々と生き延びているのですね。

 

我々、人間の欲望が彼ら動物の生息域をことごとく侵食しつずけている。

それなのに、不満も言わずにケナゲに動物は生きている。