先日 プロショップ A&Pさんに依頼していたエッジ張り替えが完了して戻ってきました。
25cmミッドバス(2122H) と 38cmウーファー(2235H)の計4本
わたしは オリジナルに近いのが希望なので10年くらいで朽ち果てる
ウレタンエッジを採用しています。 自分でやってもいいのでしょうが
何回もやる事を考えると プロにお任せが安心です。
A&Pさんは 安価ですが 安心の仕上がりですし 最悪はリコーンにも対応可。
幸い 今回も リコーンまで行かず エッジ張り替えだけで済みました。
記録を辿ると? 前回の張り替えは平成23年(2011年)でした。
10年の経過で納品書の書式が微妙に変化していますが
筆跡は同じ(^^。 次回は2035年かなぁ・・・
A&Pさん いつもありがとうございます!!
4344といえば真っ先にケンリックさんの名前が頭に浮かびますが
ケンリックさんは高級なので小生は気後れしてしまいます・・・
が、小物には助けられています。
JBL4344のBOXのメンテにはこれ↑が一番だと思います。色が安心。
ケンリックさん ベストマッチなWAXありがとうございます!!
1年に1回メンテした方がいいと紙に書いていますけれど・・・
10年以上前に拭き拭きしただけで、今でもこの輝きです。コスパが凄いの。
サランネットは少し白ばんできていますが、見ての通りキャビネットはWAXのおかげで元気です。
予定は未定ですが、
サランネットの張り替えはケンリックさんにお願いするだろうと思います。
で、帰ってきたユニットを取り付けて
再調整に入ると・・・ あれ?
左ch ツイーターから音が出ていない!!
ネットワークユニット取り出したときにどこかやっちまったか!?
不安になります。
でもミッドハイは問題ないので・・・ネットワークというより
ユニットが怪しいです。
即座に背面のバックパネルを取り外して・・・ ツイーターも
この背面のバックパネル、ネジを外しただけでは ウンともスンとも言わず
外す事ができないのでバスレフポートから手を入れて 内側から押し出してやります。
↑こんな感じに 穴から 裏蓋にアクセスできます。
手で無理なら 棒を突っ込んで ハンマーで叩けば 長年の固着した裏蓋も外れるはずです。(ネットでは引っ張れるように取っ手を付ける人もいるようですが・・・素材はMDFっぽいので穴を開けるのは気が引けます)
とりあえず、問題の切り分けで、ツイーターの代わりに 別のスピーカーを接続してみるとちゃんと シャカシャカ 音が鳴ってくれます。2405Hに問題が発生している事は明らかです。
15年くらい前? 右chの2405Hの音が激しく小さくて殆ど鳴らないトラブルがありましたがその際はアルミリボンの断線でした。半田付けして修理。
さて今回、反対側の左chはどうなのか?
なんじゃこりゃ?
こんな故障 経験ないぞー。
とりあえず、ダイヤフラムというかボイスコイルは無事のようでした。
代替品もあるのですが・・・ 20kHz以上の帯域の落ち方が
純正はなだらかに落ちていくのに比して 代替品はスコーンと落ちる感じで
周波数特性のグラフの形状をみるとちょっとコレは無いなぁ。。。
っと、1994年7月の印刷がある 古いダイヤフラムを騙し騙し使っていたのでした。
無事でよかった。
たぶん
アルミの筐体に 電線か何かが接触して 短絡状態だったんですね。
写真を撮っていませんが接続ターミナルも取り外して
CAIGでしこしこ磨き組み直ししたら
直りました。
抵抗値はGood!! (配線が金属部に当たらないように黄色い付箋を挟んでみみました。この状態で大丈夫でも、上からホーンを被せるときにホーン側の金属部と接触しないとも限らないので。)
焦っていて 作業風景は撮影している余裕はありませんでしたが
接続ターミナルなどは白い錆が出ていたのでCAIGで濡らしてペーパーでシコシコ。
↓使用したのは真ん中のD5です。
最後に、
音楽を聴きながら 左右のLevel調整して 調整は終了です。
拙宅では2Wayのチャンネルデバイダーを入れてバイアンプ駆動なので、各レベルは殆ど 0dB ではなくて +方向に振れています(能率が標準の93dB/W/mより更に上に)。
忘れないように、このLeveの調整方法を記しておきます。
(このLevelは、イコライザー感覚でしょっちゅう回すものではないです。基本、置き場所が決まったときに調整してそれ以降は触れません。 左右のスピーカーで目盛りの位置がが同じにならない事も普通です。逆に言えば左右の目盛りを同じにしようとする行為は間違いです。誰かの目盛り位置をそのまま真似する事にも意味はありませんし間違いです。)
Level調整方法の引用ここから かなり前に閉鎖されたヤフーGeocitiesより
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スピーカーユニットは生産上の能率差が±1dBが許容されているので、左右で最大2dBの差が出ることもある。
アッテネーターパネルにはゼロのポジションが指定されてるが、ここに合わせれば特性がフラットになるとは限らない。
フラットな位置はスピーカー個々によっても、部屋の音響条件によっても変わってくる。
スピーカーのレベルコントロールはアンプのトーンコントロールと違い、これを動かしたからといって
歪みが増えたりするわけではないので、充分レベルコントロールを活用して、それぞれの部屋に合った
レベルバランスに調整していただきたい。
調整はモノラルで1本ずつ、まずミッドバスとウーファー、次にツイーターというようにバランスを決めてゆく。
この時に音像イメージがセンターに明確に定位するように左右スピーカーのバランスを取ってゆく。
そして低域から高域までイメージがセンターにぴったり合ったら、初めてモードをステレオにして、
いろいろなレコードを使って微調整してゆく。
この方法では相当細かくレベルを追い込んでゆくから、私でも通常2~3時間はかかる。
しかし、いったん最終的なバランスを決めてしまえば、その部屋にスピーカーを置く限り
レベルコントロールを再調整する必要はなく、長期に渡って使うことが出来る。
この時注意して欲しいのは、#4343の場合ユニット配置の関係から、音のバランスが取れる最低の距離が
スピーカーから2m以上離れたところなので、それ以上離れた所でバランスを取るようにして欲しい。
少なくとも2つのスピーカーとリスナーの関係が正三角形になっていさえすれば、あえてリスナーに
向けてバッフル面が正面を向くようにスピーカーに角度を付けなくても構わない。
なぜかというと、指向特性が60度の範囲で保証されているので、特に内側を向けなくても良い。
極端な場合は正面に向けてしまっても、リスニングポジションは指向性の劣化しない範囲に入っているので構わない。
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Level調整方法の引用ここまで
沢山売れたスピーカーなので?
壊れても修理できるショップが複数存在。
まだまだ頑張れそう。
A&Pさん、ケンリックサウンドさん
サービス提供ありがとう!!
五十肩シリーズ(だいたい皆、やってる事はおなじ)