正直、いきなり特殊なボリューム結線した黒モグラは

個人的に受け付けない音でした。音が足りない。

Sinoさんのアイデアはとも良いと思うのですが万能ではない様子で

効果が出るにはFET受けなど条件がありそうでした。

 

あまりに不憫なので、ボリューム結線を変更してみたらこれがアタリ。

聴ける音になりました!!

 

弄っていると色々あります。

①小さい黄色い〇印。入力線が断線して片chの音が出なくなっちゃいました。

 被覆部をカシメられていなかったのかも?

 本当はカシメをやり直すのが正解ですがダメなハンダ付けで逃げました。

 ハンダがダメなのは振動でポッキリ折れちゃうからです。カシメはカシメのままでOK。

②大きな方の黄色い〇印。これはトラブルではないのですが・・・

 銅箔で シールド して 更にジャンパー線でGNDに落とされています。

 先日アルミホイルの記事を書いたばかりなので、それっぽいことが

 実用されているところを間近で見れると なんだか嬉しくなります(^ー^

③写真左の青いALPSミニデテントボリュームが結線を変更したボリュームです。

 結線はNEC A10もどきです。

音楽信号がボリュームの抵抗を通らない(直列に入らない)、

接触不良でガリの原因になりがちなボリュームの摺動子を信号が通らない、

といった音質的配慮が特徴です。

直列に入る抵抗器の品質が音質に大きく影響する

と考えられるので、4.7kΩは赤いPRP抵抗にしておきました。

※前回のPRPは廃棄しています。再利用しません。

 

で、その音質ですが

やっと人に聞かせられる音になりました。

音の情報量は明らかに前回よりも増えているようです。低音は締まった感じで

前回のように絞りたい衝動にはかられません。

音がスーーっと素直に出てきて気持ちよいです。

動画にしてみました。前回とちょっと録音の状況も音声フォーマットも違うのですけれど

音がスーーっと出るところはうまく録れたような気がする自己満足です。

 

また同じ宇多田です(^-^*)

Amebloに貼り付けの動画はサンプリングレート 44100Hzにされますので
 お使いのパソコンのサウンドデバイス(例えばRealtek HD Audioなど)の
 スピーカーの設定の詳細から「共有モードで使用されるサンプリングレートとビットの深さ
 という設定を「24ビット、44100Hz(スタジオの音質)」にしないと本当の音になりません。
 逆にYoutubeの場合は多くの場合「24ビット、48000Hz(スタジオの音質)」がベストチョイスです。
 面倒ですが私は切り替えながら使用しています。