SIRIUS -Hallucination-
青く霞む 街の灯り
ひとつ ひとつ
闇に沈む
凪いだ静寂
切り裂くように
強く光るシリウス
零れ溢れる涙を
遠い 空に還すの
揺れて悼む想いを
胸に抱いて 夢へ孵すの
夜空にこぼれる光を
二人で数えて歩いた
夢路の彼方で微笑む
あなたに繋がる星空
果てなく拡がるこの空で
幾千 幾億 流れる
きらめく時間の狭間で
揺蕩う 私を みつけて
部屋に残る 淡い薫り
繋ぐ手のぬくもりすら
やわらかく胸に残り
今も色褪せないの
この星空を駈ける
夢の列車がもうすぐ迎えにくると笑う
あなたの声 今も聞こえる
Schwarz Stein / SIRIUS -Hallucination-
いつかの夜
夜景に広がる光の数だけ魂が存在して
そのひとつひとつにドラマがある事を
他愛もない事実を
当たり前のように認識して
ただ 圧倒された事があった
何年経っても
何ヶ月経っても
そんな光が
数多く奪われたと言う事を
朝を迎えられなかった
光があった事を
忘れずに、生きていく。

