音大浪人生の娘(19歳)の話です。
小2でピアノを習い始め、
小4で吹奏楽部に入り、トロンボーンを吹き始めました。
何しろ音楽が好きで一日中音楽をやっていても飽きないし
楽譜を何時間でも見ていたりしますね~マニアックだわ~・・・・
親である夫や私は、歌は好きですが楽譜は読めないし楽器もできませんが・・・・
さて、タイトルの「音感」。
娘が絶対音感の持ち主なのか相対音感なのか、
私は全くわからないし本人もわからないらしいです。
ただ、「音が良く聴こえすぎてしまう」のは確かみたいです。
というのは、昔々こんなことがあったから。
娘が小学校低学年のころから数年間、
夜中に急に起きだして部屋を走り回る、まるで
「夢遊病」のような行動を繰り返していた時期がありました。
私が仕事をしたいがために3歳前から保育園に預けていたこともあり、
寂しさとか苦しさとかが原因なのかしら?とか
私が結構厳しい母親だったので、そのせいなのかしら?とか
インターネットで調べたりもしましたが、それでも原因がわからずに
悩んだものでした
けれどそれも数年後には自然となくなったのですっかり忘れていたのですが、
最近になって娘がこのことについて話してくれるようになりました。
「私ね、あの時いろんな音がうるさくて頭がおかしくなりそうだった」。
??どういうこと??
例えばエアコンやパソコンのモーター音。
壁掛け時計の秒針の音。
換気扇の音。
はたまた風の音や自分の心臓の音までも!!
そういう生活音が音として聴こえてしまうらしいです。
それらは「楽音(がくおん)」ではなく「雑音」なんだそうです。
前述の音たちは、半永久的にずーーーーっと続くものばかり。
そういう音は特にダメみたいです。
そしてうるさくて耐えられなくなり、振り切るように
夜中に起き出し走り回って気を紛らわすしかなかった。
それが真相らしいです。
小さいころはそれを上手く説明できなくて苦しんだみたいですね・・・
親の私も「この子は何かの病気じゃないか」と悩んだのと同じく、
本人も「私は大丈夫だろうか?」と悩んでいたそうです。
でもそれは、成長するにつれ紛らわせ方を覚えてきて
だんだん大丈夫になったんだとか。
今でも音に対しては敏感ですけどね~
そういえば以前、同じような話をドラマの「ATARU」でやっていました。
絶対音感の女の子の話です。
こういうことが本当にあるんですね。。。
私自身、全く知らない世界の話だったため、ちょっと驚いてしまい
ブログに書いてみました。
本人にとっては結構辛いことですから、面白がってはいけないので
キチンと娘にブログに書く事を了承してもらいました(笑)
本日もまたまた最後までお読みくださり感謝です
ありがとうございました