変則的な小節の作成
変則的な小節とは、前にある拍子記号とは異なった長さを持つ小節のことです。よくある例として
は、アウフタクト小節があります。変則的な小節を作成するには以下の操作を行います。
* 作成するには、[作成]>[小節]>[その他](ショートカットは Alt + B または z + B)を選択します。
* ダイアログが現れるので、[変則的]をクリックします
* ドロップダウンメニューで、任意の長さになるまで 1 つまたは複数の音価を選択するか、その数
値をテンキーで入力します(Windows または一部の Mac では Num Lock をオンにしてください)
*[小節数]を指定すると、同じ長さの変則的な小節を複数作成できます
*[OK]をクリックします
* スコア内の小節を作成したい場所をクリックします
全休符
小節休符 小節と小節休符
記譜
アウフタクト小節
スコアは「アウフタクト小節」または「弱起」という短い小節で始まることがあります。これは拍
子記号を作成するときに簡単に作成できます(拍子記号)。Sibelius では、自動的にアウフタ
クト小節内の拍を正しく休符として表示し、その休符を拍子記号の連桁と休符のグループに従って
分割します。拍子記号の作成後に、アウフタクト小節を追加する必要があります。
* Esc キーを押して、すべての選択を解除します。
*[作成]> [連音符]> [その他]を選択します
* 任意の長さの小節を作成し、スコアの冒頭をクリックして、その小節を最初の完全な小節の前に置
きます。
* 最初の完全な小節内の拍子記号を選択し、Delete キーを押して、以降の小節の書き換えを確認す
るダイアログが表示されたら[いいえ]をクリックします。
* 新しいアウフタクト小節の冒頭に再び拍子記号を作成し、[次の拍子記号まで小節を書き換える]
がオフであることを確認します( 拍子記号)。
* 最後に、[作成]> [その他]> [小節番号の変更]を使用して、アウフタクト小節の冒頭で小節番
号を 0 に変更する。


