と言うことで、慣らしも終わりまして軽くインプレです。

ちなみにCPUノーマル時点でのです。

はっきり言って乗りやすい。なのに速い。そんな印象ですね。

まず加速ですが、今どきのインジェクションの2気筒ってここまで速いんだ。って感じですね。
トルクフルでパワー感が太い。湧き上がるようなモリモリ感ですね。
回転の上がり方もスムーズで、当然ドッカンパワー感は無いです。
回転が高くなるにつれてパワーが落ちる感覚もなくきれいに回ります。
直線の伸びはNSRや4発にはやはり及ばないでしょうが、歯が立たないというレベルでもないです。

次にモード選択できるのですが、標準がスポーツモードです。
その上下にコンフォートとスポーツ+モードがあります。

スロットルがワイヤー式ではなく電子制御式なので、スロットルの開け方や開け具合が、実際とCPUを通った後で変化させるんですね。

ですのでスポーツモードを標準としてのインプレです。

コンフォートではいくらガバッと開けても制御されてフワッと開けたことにされている感覚で、全開でも実際の数割減の開き具合になります。
そのためスムーズな加速やクラッチワークに感じることができ、ガツンと体に来ない感じです。
タンデムなんかだといいかもですね。

もっとも僕はシングルシートでステップもないですが(笑)

で、良く言うとマイルド。はっきり言って遅いです。加速も遅いし伸び感も重い。

次にスポーツ+です。

これがどのくらい違うのかと思ってましたが、結構違いますね。

まずスロットルを開けると基本直結というか、ほぼ制御なくリニアに反応する感じですね。
ラフにオンオフすると車体がガクガクしますし。
加速なんかも本来の性能と言うのか、今まで抑えられていたって言うのが伝わってきます。
スロットルオンで排気音も変わります。それだけスロットル開度を+以外のモードでは制御していたんだなと言う感じですね。

次に足回りですが、なるほどどの評価でも絶賛されるだけあって、すごいです。
確かに車体が同格の他車種と比べて高いですが、このレベルまで改造して持って来ようとすると、その差額では足りないだけつぎ込まないといけないって記事見たけど確かにと思いました。

寂しいですが、僕が手を加えるような事は無いです。完成されてます。
本気でレース仕様にするのじゃない限り純正で十分どころか十二分です。

基本クイックなステア感なんですが、大柄の車体がこんなに動くのかと思うほど機敏に動くのに、ナーバスな感じじゃなく安心して乗れるって感じです。

さすがに「TOTAL  CONTROL」をうたってるだけはあります。しっかり感があるのにしなやかで、意外に柔らかくてフワフワしてない。粘る感じ。
かと言って腰砕けにならない剛性感。高いだけあるって感じです。

まだワインディングを攻めたわけじゃないのでこれ以上はわかりませんが、タイヤを最後15mmほど残して使って走ってもそんなに倒しこんだ感もないです。
それだけに怖いですがwいつローサイドでこけるか心配です。

ちなみにパワー感ですが、スポーツ+で1速スタート2速シフトアップでスロットル全開でフロントちょっと浮きます。怖いから二度とやりません(笑)

ちなみにCPU交換後自分は乗ってませんが、ここからは兄貴が試乗してくれた結果報告です。

まず全然音が変わりました。太くてうるさいwずっと遠くから聞こえてます。
目の前通り過ぎるとき爆音で、ずっと遠くまで聞こえてました。

スポーツ+だと、レッドが14000からなんですが、手前の13000まではあっという間に回るそうです。
体感できる加速感は「全然別物」だそうです。
と言うのも、純正のCPUはリミッターはもちろんですが、スポーツ+でも最高回転に近づくとスロットル開度が全開にならないように制御されたり、一気にふけ上がりすぎないように制御が掛かっているそうなんです。

なので、リミッターカットとスロットル開度の制御キャンセルと燃料マップの書き換えをしたCPUなので現状のフルパワー状態です。

あとは僕が使いこなせるかですねw

とりあえず現状のインプレはこんな感じです。
はっきり言って、いくらすごいすごいと騒いでも、所詮は250㏄の並列2気筒のインジェクション。
2ストや4スト4発、レーシングキャブをセッティングばっちり出したやつには程遠く、ほほう、やるな!くらいだと思ってましたが、予想に反して本気なマシンでした。
体が昔の人間なんで、乗りこなせなさそうです。