自分の周りで未曾有なことが起きた。これを記すのは野暮かなとか思ったが、気持ちの整理のためにすこし書こうかなと思う。
自分は明るくて和やかな雰囲気がとても好きで、それがずっと理想だった。自分の周り明るい雰囲気だなと思ってた。
でも先日、それを全部覆されて自分は泣き崩れた。
あそこまで泣いたのは何年ぶりかも分からない。
元々周りはずっと苛立ちがあった。それは大体分かっていた。態度や発言にずっと不満や怒りがあった。それは自分も同じでいつも苛立ちを抑えていた。
自分にもっと勇気があれば反論とか出来たのだろうけど、自分にはその勇気はなかった。本当に不甲斐ないし申し訳ない。
約半年間の生活をずっと耐えていた。不満を全部抑えて耐え忍んできたんだと思う。こういうことを言うのは傲慢かもしれないが、本当に皆はよく耐えたと思う。多分同じことを自分にやられていたらとっくになにもかも挫折してたと思う。みんなの心の強さを痛感した。
あの時は食欲もなくなり、なにもかも嫌になった。
既に耐えきれなくなっている人もいて、そのときから苛立ちを覚えていたが、後に絶望とかそういうものに変わっていった。いつの間にか自分でも色々思い込んでて泣き崩れた。授業も放棄し保健室で休むことにした。そこには、同じような心情を持つ人が何人もいて、自分を慰めてくれる人までいた。本当にそのときはありがたかったし、安心ができた。
そこには、おそらく一番傷を負ってるだろう人がいて三者懇談的なことをしてて、ものすごく辛そうだった。そこには被告人(一応名前は伏せるがクソババア)もいて、そいつはあまり自分が悪いと思ってなさそうだった。被告人は一応謝ってはいたが、言い訳みたいなのもするし、本心ではないことは容易に分かった。そんときの自分は怒りよりも呆れが大きかった。
後にお茶会みたいなのでなんとか心は落ち着いた(あん時の紅茶と金平糖はまじで美味かった)
学期末なこともあり学級活動時、被告人がやってきた。正直顔も見たくないし、声も聞きたくなかった。何か変わったのかという疑問を持ちながらそいつの話を聞いたが、なんの変化もなかった。
言い訳はするわ、ちゃんとした謝罪もない。期待した自分が愚かだった。普通は「ごめんなさい」だと思うのに、「申し訳ない」って舐めてんのか。
とか思いつつ絶望していたが、その場にいた主任の言葉には感動で泣いてしまった。被告人とは比にならないぐらい素晴らしい話をしていて、あなたの方がよっぽど担任に向いていたよとまた泣いてた。
おそらく何も響かなかっためであろう被告人に心を許すことはないと思う。心の傷は簡単に癒えるものではないし、今負っている傷はとても深い。治癒にかかる時間は計り知れず、もしかすると傷が悪化する可能性もある。幸い、自分の周りには慰めてくれる人がいるので、最悪は避けて生きていけると思うが、精神はズタボロで、今までの自分を取り戻せるのかも分からない。(おそらくみんなもそう)
こうして書き記しているだけでも涙が出てきそうだが、半年間本当によく頑張ったし耐えてたと思う。
なんなら、被告人なんか居なくても全然このクラスというものは成立するんだと思うし、居ない方がよっぽど幸せに生活できるだろうなと考えてしまう。
また前のように幸せ過ごすことは無理かもしれないけど、笑って過ごせるような環境が戻ってくることを切に望む。
不安が去った後、お互い晴れやかにまた笑い合えますように。