今日はダージリン。
本来私は柑橘の効いたアールグレイや
レディグレイが好きなのだけれども、
現在私が居るのは珈琲喫茶。
紅茶があることに感謝はせども種類が少ないなどという文句じみたことは間違っても言うべきではない店種である。
珈琲飲めよって。
胃もたれするから量を飲めないんだよ。
ここ数日で疲労しきった脳を休める為にすることは1つ。
一昨年の年末と全く変わらないことをしようとしている。
本を読みながら紅茶を飲む。
それだけでいい。
ダージリンの上にレモンを浮かべ、あたたかいせいなのか透明になっていく果肉を眺める。
本を開いて文字の羅列に目を移す。
二回ほど映画を見た「正欲」の小説なのであまり脳のリソースを使うことは無い。
ただこの文字の羅列に浸っている間だけは世間の全てと切り離され、頁を進めるという意思だけが残ったような感覚に陥る。
そのくらいたまにはしてやらないと、無駄なものをいろいろと感じ取ってしまうのだ。
全て無駄と言い切れるかと言えばそうでも無いが、
基本9割方無駄なのだ。
珈琲豆の削られる音、頁を進める音、あたたかい紅茶とレモンの香り。
正直、1日2時間ほどこの時間が欲しいくらいではある。
そんな時間は無いけれど。
つらつら、ゆらゆらと浸っていたらdiscordの通知が光って現実に戻された。
……ああ、帰ったらshort動画の作成とAPEXをしなければ。
追伸
なんでこういう時の私の本のチョイスってあの、こんな感じなんでしょうかね。
年末辺りに見る映画の問題でしょうか。
一昨年は確か、「月の満ち欠け」だったような気がします。