▼サーカス一座「ティターニア」
世界各地を転々と回るサーカス団。本来サーカスは動物や人間の一芸などの複数の演目で構成され天幕や円形劇場、舞台や群集を取り巻いて見下ろす形式が多いの見世物だが「ティターニア」のメインとなる団員は【アニマトロニクス】という珍しい人数比。
人間は道化師「ドロシア」や僅かな団員、旅先で共演を依頼した芸人や踊り子のみ。テントに限らず、レストランやオープンなファーストフード店などに出張している。
座長は最新のアニマトロニクス、機械人形の仕入れや団員の交渉に熱心なのか別行動が多いものの「ドロシア」が仕事を覚えているため、統率面は問題ないようだ。
日頃から連絡や通信を絶やさないようなので生存確認は取れる模様。以下のアニマトロニクスの整備や統率は団員や「ドロシア」によって管理、稼働している。


【現団員(*…ゲスト/◆…モブ)】
◇◆座長(ドロシアと同じく道化師/日々アニマトロニクスやサーカスに使えるモノを遠出して仕入れている)
◇道化師「ドロシア」…司会進行、手品や余興担当
◆調教師(男性/獣使い)
◆軽業師(女性/空中曲芸)
◆怪力男(馬鹿力とウエイトリフティング)

*踊り子「アンリ」



【アニマトロニクス一覧】
・歌い手『カンタンテ』…マイクを持った動物型オーディオアニマトロニクス/『ビキニウム』の演奏やBGMに合わせて細かに動き、高低の音程を使い分けて歌唱する/移動は不可で『ビキニウム』と共にステージに固定されている/モチーフは不思議の国のアリスの白ウサギ


・演奏者『ビキニウム』…ギターを持った動物型オーディオアニマトロニクス/モチーフは長ぐつをはいたネコ/長靴と自前と思われる年季もののギターを弾いて歌を歌う/『カンタンテ』とは友人関係という設定/ステージに固定されている為、移動不可


・給仕者『バトラー』…移動型アニマトロニクス/モチーフは青い鳥/風船を膨らませて子供達に配ったり、接客やウエイトレスが可能/一芸というより子供の面倒を見るお世話特化/子供によく部品をバラバラにされたり壊されたりと何かと不遇な子(最早ネタと化している)


・プリマ『ヴィアンカ』…女性型アニマトロニクス/モチーフは白鳥の湖/常に閉眼している球体関節のバレリーナ/白鳥の翼と優雅さを感じさせる容姿/曲に合わせて踊り、バレエの技を精密に披露する/八の字状に移動可能


・バレリーナ『アンナ』…少女型アニマトロニクス/『ヴィアンカ』の隣によくいる人形/『ヴィアンカ』に合わせてバレエの技を魅せる/見習いバレリーナがモチーフなのか造形もどこか幼く愛らしい/円の字に移動可能