宇宙を。はかり知れない宇宙の中をひたすら歩いている様な。
それはすごく小さく思えて、意味なんか何も見えてこない。
そんな感覚、と。

自分だけのワールドを。
足を動かすのではなく、地面が、大地が
自分に合わせて回る。
そんな感覚。

浮けば沈む。

毎日はその繰り返し。
なかよくしよお。

どちらにせよ、
この足が地面についているという事。
逃げられない事実。
弱い人間がいう、
全うな言い訳。

地に足がつく。
知にアシがつく。
男は、・・・男の子はなぜすぐに自分の物にしたがるのか。
もう少し、というか、かなりの時間が必要なのに。

男女の友情の存在は未だに認められないのは、
すぐに欲しがるから。
目が。態度が。行動が。
気づくとそっちにいっている。

人間としての対象として自分は何なんだ。
そんな事も分からないくらいに
欲求の、独占欲のそれに幻滅する。

それは、確かに欲しがられたい。
何をどうしても止まらないくらいの愛に出会いたい。
視線に訴えて試したい。
そこのかけひきを楽しみたい。
超える人を見てみたい。

だけど。早すぎる。
視線をたどっていたのは知りたいだけなのに。
そこに居る人と、今のその時間を楽しめれば良いだけなのに。
深入りする。いつの間にか隙間に入ってしまっている。
そこには何も無い。はず。はずじゃなかった?

その欲求間違いを起こさせてるのは
自分のセイ?

欲しがっていたのは。
ワタシの方?

無意識にうちまくる。
マインド。こんとろーる?
百年に一度くるかこないかの大不況。
今までと違う何かはこのセイ?

友達も会社が倒産。
面接まで通る事すら稀な確実に就職難。
急にする事が無くなった人たち。
首が回らない。

目に見えてそれは実感してる。
気がするだけ?ではないよね。

だけど深刻にならない。
今のこの時間をどう使うか。
未来に希望なんていらない。
今したい事をするだけ。

政治に文句は無い。
弱虫に用はない。
国に、社会に、企業に。
何にもない。

デモ?
そんな事スルワケナイ。

遠くに行きたきゃ行けば良い。
引きこもりたければ閉じこもってみれば良い。
実家に帰るなら正々堂々と帰れば良い。
ヒマをもて余すならそのヒマをもてあそべば良い。
飲む金がないならみんな一緒。
食べる金がないならみんな一緒。

貧をどう受け取るか。
富をどう見つけるか。
富は知っている。それなら貧を知るべき。それが今。

挫折じゃない。
落ち込んでる場合じゃない。
開き直る。直れれば。出来るだけ。少しだけ。

みんなたぶん。そう。
こおゆうの。最近の現状。
今まで生きてきて貴重かも。
そうか!

愛は見間違いやすかったんだ。

愛が強すぎるとおせっかいになる、
そーゆう事だったのか。

勘ぐるって苦しいね。

全てが愛だと思えたら・・・
怒りとはそもそもエゴの固まりではないか。

大切な人がひどい目に遭わされてたら
それは正義感からくる怒り。

自分に対して攻撃してくる物があった時の怒りは
自分の仲の劣等感だったり、
プライドだったり、悲壮感だったり、、、
自分の為の怒りは難しい。

これも欲なのではないか。
それとも自己防衛、、、

世界中にひとりぼっち、
または透明人間。
その中からは感情は生まれるのだろうか。

人は寂しいから怒り、笑い、泣く。
寂しくない人なんて居ないだろう。

だから感情がエゴで人間か。

結論は出ないままなのだろうけど、
怒りはやがて悲しみになるから。
もう止めたいよ。誰か止めて下さい。
家を飛び出し
車を走らせる。

行き先も、何も考えずに。

とにかく離れたかった。

オーディオを最大にして
あても無く進む。

結果。
どこにも行けなかった。
確かだった。

何もかもから逃げ出せる事なんて
到底無理なんだ。

逃げるなんてばかばかしい。

単純な人間になろう。
人に見せるちょっとした仕草で
その人の印象は大きく変わる。

簡単な話、
お互いあまり深く知らない人とテレビを見ているとする。
そこに写る全く好きではないアイドルや食べ物を見て
かっこいい!
おいしそう!
これ大好きなんだ!
これだけで相手の中に生まれる私の印象が作られていく。

そんな事をふと考える時が最近よくある。

長年つきあってきた友人や恋人、親すら
自分の事を理解している人なんて居ないのかもしれない。

やっぱり、この世界に生まれてきた人間は
いくら分かり合えても、
信頼し合っていても、
思い合っていても、
半分は幻想で繋がれている
危うい絆なのかもしれない。

本来、人は本当の気持ちなんて
さらけ出せている人はいない。

そのなかでうまくコントロールして行かなければならない。

そんな事に疲れ、面倒に思う事は
人間失格の始まりなのだろうか。
思春期のように他人の事はうまく見えるようになったのに
他人の気持ちに簡単に入り込んでしまわない事も
複雑な世の中が噛み砕けるようになったのに

思春期よりも自分を捜している

その分、何もかもがボヤケて本質すら信じられなくて。
毎晩毎朝彷徨って。
その回避方法を見出せないまま
ふらふら足取りもおぼつかなくなってしまった。

何も分からないままここまで来てしまったのだろうか。
それとも分かりすぎて受け付けなくなってしまったのだろうか。

今の世の中、何が自分の中に入り込むのか分からなくなって来てる。
それを探してひたすら彷徨う気力がない。

今この暗い空間の中に独り。
独りでは存在しているのだろうか。
ここに存在する価値を見出せないで
自分自身を確認できないで
存在しているというのだろうか。

目の苗の魚すら目をつぶっているというのに。

視線。気配。物音。温度。振動。
それが無くなったら何になるんだろう。

ここに消されてはいけない。
闇に溶けてはいけない。
だからって甘えてはいられない。

表現方法を見失っている今
誰の心にも入り込めないし
自分の心とも向き合えない。

「誰もがそうして孤独と向き合って生きて行く」
同じ気持ちなのかと安心していられない。
うまくやれない。
何もかも認められない。
つらつらと流れていく。

これが本心なのだと思う事も認めない。
こんな自分を認めない。

おおかみにすんなり食べられちゃうくらい
素直なら良かったのに。
何も考えられないくせに
何もかもに入り込めないジレンマに
からだが壊れていく
そんな気がするだけ。

とにかく、バカになりたい。
何よりもバカなのかもしれないけど
楽になりたい。

個性が欲しいと人一倍願って欲してきたのに
どうしてその欲求を隠せと、
人より前に出てはいけないと、
控えた方が楽に生きられると
教えたの?

目の前に獲物があって、それを奪わなければ生きられないとしても
欲求の中に入り込めず
欲求というものが怖くて
あきらめるという性質にソダテタの?

きっと自分は誰よりもそこにたどり着くはずなのだという気持ちを
殺して殺して殺して
そうしてきたから本当の心が無くなったのか。

今更魅せてはいけないよ。

だったらどうする。

思秋期よりも面倒くさくて考える事を止めてしまう。
最近思う。
女同士って会えば必ず恋愛の話。
ガールズトーク。
久しぶりに再会しても、毎日話していても。

みんな、本当の言葉は隠して
話題性のある話で繋がっている気にさせる。

そんな話の中で考える事は

女の愛の本質みたいなのは
基本的に変わらないのかもしれない。
性癖のようなもので、
生まれてからの環境で身に付いた何かが
恋愛の仕方には染み付いている。

だから他人が何を言おうと
結局は癖だから
根本的なところは変わらない。

きっと女はみんなその事に気づいている。

やっぱり女ってめんどくさい。
みんな確信犯なのにね。
だけどそこがやめられない。
最近、闇の中に溶け込む事を覚えた
すごく気持ちがいい。
ただ、存在を消し去られるので
人ではなくなる気がする。