ケニアに来て1年半、もうそろそろ活動の仕上げの時期に入ってきました。
今まで何をしてきたかというと、
メルーセントラル県のジェンダー社会開発事務所で活動してきました。
配属先が行っている業務は、
①住民グループの登録、登録証明書の更新
②住民グループ内の争いの調停
③住民グループの選挙の立会
④銀行への紹介状作成
⑤Community Grants (支援交付金・返還不要)の申請・交付窓口
⑥Women Enterprize Fund (マイクロファイナンス)の申請・受付窓口
⑦障がい者支援窓串
⑧高齢者の年金支給窓串
⑨女性器切除撲滅運動の支援
配属されてすぐ、同僚が休暇に入ったこともあり、一人でお客さんの受付を任されました。当時はスワヒリ語もわからず、苦労しましたが、この経験を通じて活動の骨組みを築いたと思います。
事務所が提供する様々なサービスを1冊のマニュアルにまとめ、各ガイドラインや申請書を付けたものを作りました。昨年の6月に印刷段階に入っていたのですが、本省が各申請書を改定するという情報を得て、今月まで待ち、今予算待ちの状態です。このマニュアルが完成したら、住民の身近にある行政の窓口である地区長のオフィスに配布し、情報にアクセスしやすい環境づくりをしたいと考えています。
メルーセントラル県には中心となる大きな町はなく、未舗装路が多いため、遠方のお客さんは1時間以上かけてきます。移動手段は車、バイクタクシー等がありますが、雨が降ると泥で4輪駆動の車がスリップで立ち往生することもあり、事務所に申請書だけを取りに来る手間でも省けたら、経済的負担が減らせるかなあ、という考えでこのプロジェクトを始めました。
今はリーフレットを作り、登録後の手続きをまとめたものを配布しようと考えています。
村落開発普及員として派遣されていますが、主な業務はオフィスワーク。なかなかフィールドに行く機会はありません。その中で、自分にできることをやってきました。











