9月14日 BABYMETAL WORLD TOUR 2014 幕張 | 『まだ』30歳!

『まだ』30歳!

近年ずっと思ってた。
もう28だよ、
もう29だよ、
もう30になっちまった。

駄目だね、この考え方。
もう○○だと、手遅れ感しかねーや。

これから生きていくには、
まだ30歳!!!

一日目の微妙さ加減(ベビメタとしては)に、こうやって人は慣れて、飽きて他界していくのだろうなぁと思っていると見せかけての!!!
二日目はモチベーション高かったです。



だってね俺は知ってるんだよ。
武道館ツーデイズのことを!
初日の赤い夜。
初の全編神バンドワンマンで赤い夜自体十分に楽しめたけた。
けれども二日目の黒い夜は別物に化けていた。
これは映像ではわからないだろうな。
現場の録音ものを入手するとライブで感じたものと違う場合が多い。
多くの場合は録音機材を通すことでアラが隠されて糞だと思ったライブが『こんなに良かったっけ?』と感じることが多い。
でもその逆も然りですっごい良かったと思った黒い夜も録音した時点で赤い夜とほぼ変わらないものになると思う。黒も赤も持ってないから断言はできないけど空気感というものは変わってくる。


そんな赤と黒を体験してるからベビメタ陣営は必ず挽回してくるはず!!!
自分の基本パターンは期待値上げ過ぎて、あれっ???がお約束過ぎるのだけど、ベビメタはやってくれる!!!


200番弱で入場すると昨日よりはちゃんとチェックしてる。
でもうやむやに見せて強行突破可能な感じだった。


13日と同じようなポジションに陣取り開演を待つ。
濁流をもう一度みたい。
暗転すると一瞬間が空く。
あれ?
今日は皆詰めないの??
と数秒フリーズした後から来ました濁流。
流れは昨日よりも緩やかだったけどしっかりと最前ドセンに流れて行くメイト達。
流れがある程度治まったら後ろに下がる。


13日と一切変わらない紙芝居からDEATH。
開始早々直ぐにわかる変化。
ん???
昨日よりも気持ち良いぞ???
なんでだ???
音量は昨日と変わらないのに何故か心地良い。
何が違うかわからないけど何故か心地良い。
そんな気持ち良さを感じながらピットが拡がる。
六連の心地良さを楽しみながら徐々に高まって行く。


特効の破裂音からのモッシュッシュー!!!
おぉ!!!
今日はサークルモッシュにならずにぶちかましモッシュになった。
ぶちかましモッシュからの左回りという完璧な流れ。
さらに!!!
昨日よりもあからさまにメイトもノリノリ!!
本気だしてきたみたい。
なんだよ、おまえら!
昨日のノリはなんだったんだよ!!


そんなんで一発目のチャララララララから自然に顔がにやける。
B A B Y M E T A LもDEATHコールも、折り畳みからのDEATHも昨日より熱量を感じる。
そんなわけで、
出足からヒャッハーーーーーーーーーーー状態。


アニメも音が心地良い。
一日で修正してくるベビメタ陣営さすがだ。


メギツネも昨日と違いみんな思いっきり弾け飛んでるように感じる。
ブレイクダウンで一度冷静になりステージを見てみると。
事前情報通り上手に大村。
下手は小神アウトでLEDAに。
そしてドラムが、


青山だーーーーーーーーーーーーーー!!!


そうか、青山か。
昨日と違うサウンドの一体感と心地良さの正体。
もちろんPAの調整も13日より洗練されているのは間違いないけど、根本的に違うのが演奏の土台となるドラム。
音量は13日と大して変わらずしょぼいのに心地良くノレる。
むしろ13日はどんどんバスドラが響いてきたけど14日はバスドラの大きさにも変化なし。
それでも心地良く感じる。
ドラムを叩く人でこんなにも違うものか・・・
O-EASTでは前田神もパワフルで良いと思ったけど今回の幕張では結構な差を感じた。
青山最高だ。


そんな最高な青山が土台となって作り出された音楽を皆感じ取っているのだろう。
皆13日よりも楽しそうだ。
スタンドを見ると関係者席以外は兵隊のように起立していて会場が一つになっているのを感じた。
スタンドもAブロックから見渡せる限りの人達はとても楽しそうだった。
そういや序盤で誰かの靴が拾われていて、『靴脱げた人――――!!!』って呼び掛けあったけど無事に履けただろうか??
序盤から靴なしとか可哀想すぎる。


ナメタライカンゼヨからのモッシュもぶつかれて回れて楽しい。


ロンドの三拍子も非常に心地良くて、おねだりの女子メイトのゆいちゃん連続絶叫を筆頭にメイトのコールが微笑ましい。


かくれんぼでは再び高速サークルが出現し、というか14日は初めのほうからサークルモッシュが速かった。

青山の作り出すリズムでやるおーいもーいーかいを叫びながらの高速サークルはアホほど楽しかった。
ジャンプヴォイヴォイではやはり音源のタイミングに合わせている人と、三人のジャンプに合わせている人が散見。
音的には音源のタイミングがしっかりくるんだよなぁ。
床バンバンも昨日よりもやってる人数多くなってる(笑)



紅月
13日よりもさらに増えるパンケチャ。
嫌いだけど、もうどうだっていいんです。
皆楽しそうにやってるからそれでいいや。
13日のほうがすぅちゃんの調子良かったと言ってる人もいたけど、ほぼ同じ場所で聴いていた俺にはサッパリンコ。
13日も14日もすぅちゃんはとっても良かった。
でも、今回はどっちかというと可愛いすぅちゃんが多くて、ソニスやサマソニで見せたイケメンすぅ様は潜めていたように感じる。



4の歌
床バンバンがこんなにも楽しいとは・・・
皆しゃがんだり立ったりするのせわしないはずなのにめっちゃ早い。
ヨンヨヨヨヨンヨ~ンのレゲエパートでは隣のメイト推定30~40が肩組んできた。
メイトさん新しいぞ(笑)
一緒に肩組んでヨンヨヨヨヨヨンヨ~ンやってるとさらに俺の隣から肩組んでくる人きた。
楽しいねぇ~♪
この日は1人で高速ヘドバンしてると肩組んで一緒に高速ヘドバンしてくる人がいたり、速いbpmでツーステしてると隣でツーステ始めたりと連帯感を感じることが多かった。
個々の繋がりも大きかったけど全体の一体感も13日とは別物だった。
時折スタンド眺めたり、他のピットのメイトを眺めたりしてたけど基本的にみんな本当に楽しそうだった。
縦柵より前の圧縮地獄の様子は知りませんけど。



4の歌からのウキミ⇒いいねの踊れるチューン。
中盤にこの連発はかなり高まる。
ブレイクダウンでハーコーするかと思ったら見かけなかった。
折り畳みからのヴォイを皆でやってからのモッシュシュ。
メイトさん達最高でした4!!!



ドキモの倒れ込みやヘドバンギャーでの土下座も実行する人が倍以上に増えてるように感じた。
本編終了IDZ。
WODで一旦後ろに下がっても前に行こうとする人が非常に多い。
確かに2列目以降でぶち当たるのと一列目でぶち当たるのは全然違うけどさ。
折角拡げても中でグダグダしてる目立ちたいだけの馬鹿が多数で、それを見て後ろで我慢していた目立ちたいだけの馬鹿がしゃしゃり出てきて収集つかない。
そして中央と下手で出来たスペースが合体しきれずにWODスタート。
カオス(笑)
デカいけど滅茶苦茶(笑)
TUBEに上がっいるEXODUSのWODはボーカルが音頭取ってるせいもあるのだけど、あれだけの人数が綺麗にWODしてる。
難しいのだろうな。



アンコールは13日と同じ熱量の無さ。

ヘドバンギャーではウリャオイ再び。
気合い入ってるウリャオイで何故か全然気にならなかった。
最後のゆいもあが吹っ飛ぶシャウトでモッシュしていたらドゲバンしている集団を轢きそうになる。
危ないよそのシーンでドゲバンするのは。



ギミチョコ
何故かコール&レスポンスの始まる前にピットが拡がる。
何がしたいのだ???(笑)
ヘドバン、モッシュ、ツーステ、チェケラチョッコ合唱と全て満喫して終了。



期待通りに二日目のほうが全てにおいて上回っており13日の不完全燃焼感は全て払拭された。
やはりホームワンマンだけあって14日の一体感はピカイチだった。
13日、14日と俺の見た限りでは変な奴は抱き枕野郎くらいしか見なかった。
ツーデイズでこんなに差があっていいものだろうか?というくらい13日と14日には差があった。
14日はとにかく楽しかった。



毎回ライブが終わるとマナーやモッシュが危ないやら言われるベビメタ。
ラウド系のライブ慣れしてない人から見るととんでもない現場に見えるかもしれないけど、体力さえあればそんなに危険は感じないです@後ろのほうのサークルできるピット
前のほうの激烈圧縮エリアは久しく行っていないけど、自分さえ前で見られれば良い馬鹿が多いので嫌な思いする人も多いと思う。
ベビメタの場合は全部がモッシュッシュピットと言われるから、モッシュというと圧縮モッシュと能動モッシュがごちゃごちゃで語られるから話がどうしても食い違うでしょう。

あとはスリが出たとか言うけれど。
掏られるようなモンを持ち込んでくる時点でアホかオマエは?はだと思います。
ポケットの財布は当然のこと、むき出しのショルダーバッグやウエストポーチなんてスリの恰好の的でしょ。
一回痛い目見ると次からは貴重品は持ち込まないや、腹巻に巻いたりするようになると思います。


なんにせよwe are babymetal!
最高でした。