釈放決定、官房長官「那覇地検の判断」
仙谷官房長官は記者会見で、今回の釈放があくまで那覇地検の独自の判断であり、政府としては、それを了とするだけだと強調しました。「那覇地検の判断を了とする。私の立場からは、それ以上のことを言うべきでない」(仙谷由人 官房長官)
菅総理は、これまで「冷静に対応する」と述べてきており、日本政府としては法にのっとって粛々と対応するしかないという姿勢でした。しかし、日に日に強硬姿勢を強める中国側への対応に苦慮していたことは事実です。
今回の釈放について、政府内の各担当部署では「事前に連絡を受けていなかった」と驚きを持って受け止めており、政治的配慮があったとすれば、今後の前例になりかねないと懸念する声が挙がっています。
また政府内では、今回の決定が官邸と検察が相談して出した結論であり、発表の直前に法務省からの省庁間連絡として回ったと述べる関係者もいて、仙谷官房長官の説明と食い違いを見せています。
野党側は今回の処分について、一様に批判しています。
「極めて愚かな判断。誰が見ても中国のさまざまな圧力に対して、政府が屈したというのは明らか」(自民党・安倍晋三 元首相)
「国内法に基づいて粛々ということになると、今度の処理は腑に落ちない」(自民党・谷垣禎一 総裁)
今回の釈放について、民主党内では「よかった」と評価する声がある一方、「それはそれで腰砕けだ。これから国内問題になってしまう」と懸念する声も漏れています。(24日17:14)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4534628.html
誰がどう考えても地検が勝手に判断したとは思えず、そう考えるのが妥当。
だとすれば、
「政治的配慮によって司法が曲げられた」
という事になり、これは
「法治国家における重大問題となる」
「那覇地検は再度会見を開き、事の真実を正確に言うべし!」
でなければ、
「那覇地検に正義を語る資格なし!」