口蹄疫、新たに11農家で疑い例…牛豚23頭

 宮崎県で発生している家畜伝染病「口蹄疫」問題で、同県は10日、新たに同県川南町の11農家の牛と豚計23頭に感染の疑いがあると発表した。

 感染(疑い例も含む)が確認されたのは67施設で、殺処分される牛と豚は計7万6852頭となった。同町内では、農家が飼育する牛と豚の約5割が殺処分されることになった。

 県の発表によると、新たな感染の疑い例は、牛の8農家と、豚の3農家で、いずれも1例目の同県都農町の農家から7・5キロ以内。9日、飼育する一部の牛・豚に症状が出た。

2010年5月11日00時52分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100511-OYT1T00041.htm



先にもお伝えした通り、赤松氏は

「全額負担する」

と言っていたのは事実のようだ。
しかし、東国原知事は

「事業が復興するまでの、生活出来なくなる期間の保障」

を求めているのに対し、赤松氏は

「殺処分の費用だけ」

を全額負担としている。
東国原知事の求めているのが新規豚の仕入れ費用まで入っていないとは思うが、言い換えるなら。

「お前らの責任だろ?だから当面の生活費も持てよ。」

と言っているのに対し、赤松氏は

「そんな訳ないだろ。国に責任はない。対策が遅れている訳ではない。」

と言っているのと同じ事なのだ。
静かな会談と思われていたが、ここまで主張がズレるとなる以上は緊迫したムードでの会談であったようだ。
何にせよ、対策が遅れて7万頭以上まで被害が拡大したのは事実明白。
ならば、国が責任を問われるのは仕方ないように思うのだが…?