今回より、分かり易いようにタイトルへ括弧とカテゴリを銘打ちました。

-------------------------------------------------------------------------------------------------

産経新聞より抜粋

 民主党の山岡賢次国対委員長は6日午前、自民党の川崎二郎国対委員長と国会内で会談し、今国会中に永住外国人への地方参政権付与法案を議員立法で提出する考えを伝えた。

 会談終了後、山岡氏は記者団に対し「今国会で(提出を)考えている。党内にもいろいろ意見があるが、場合によっては党議拘束なしというやり方もある」と述べた。また、山岡氏は臨時国会の会期について「今の状況では延長せざるを得ない」と述べた。11日に政府・民主党首脳会議を開催して国会対応を協議する方針だ。

 地方参政権付与については、鳩山由紀夫首相が5日の衆院予算委員会で「前向きに考えている」と述べていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091106-00000545-san-pol

【ここまで】

 いよいよ来ました外国人地方参政権。
 総理はブレブレ。官僚は大物を4名も起用。総理は官僚に答弁メモを作らせ、「少数意見を大切に」という話はどこへやら。
 自民党よりはマシという方がいますが、実際を言うと自民党の方がマシです。あのバブル崩壊。そして、リーマンショック。あなたが総理なら、どうしていましたか?無駄を削減し、国債を使わずに国民を助ける事ができましたか?あの時、大切だったのはスピード。国債を発行するしか手は無かったのです。
 麻生政権を批判してらっしゃる方。国債の返済額の方が発行額よりも上だったという事実を御存知ですか?
 アメリカ追従が良いとは言いません。悪い部分も出てきていたでしょう。しかし、日本は毅然とした態度で接してきた。BSE問題に絡んで、アメリカが脳の輸入も依頼してきた時、検査方法を巡って論議されていた時、日本はどんな態度を取りましたか?日本人とは、相手を怒らせずに断る事が出来る人種です。相手ある事に対し、きっぱりと「無理です!」とは言わずに、建前上「一度持ち帰って検討します。」と言っておけば、「検討はした」と理由が付けられますので、怒ったとしても怒り方が違うでしょう。Yes or Noではなく、その中間があるというのは決してマイナスではありません。

 自民党が良いとは言いませんし、自民党内にも悪い部分はある。しかし、民主党の方がマシというのは聞き捨てならない。これまで政権を取って運営してきた政党が自民党です。初めて政権を持つ政党に、いきなり何が出来るんですか?官僚も、前政権以前は民主党を敵と見なしていましたし、現在もそうでしょう。

 大規模改革には官僚の協力は不可欠です。しかし、民主党は政権獲得前から既に「上から押さえつけて、官僚を政治家の意のままに操る手法を取る」と明言してきました。かつ、「省庁の予算削減」を打ち出していた時点で、既に官僚は対民主党用のマニュアルが完成していたでしょう。事実、省庁の予算を削られるなどというのは省庁にとって死活問題です。目の色を変えて反対してくるのは当たり前です。

 膿を出すのは今じゃなくても良い。今は景気対策が最優先。それだけ日本の製造業を始めとする企業は苦しんでいます。特に親会社を持つ中小零細企業は破綻寸前。こんな中、法人税の優遇などと言う。法人税は、黒字の企業に課税される税金です。今のこのご時世に、どこにそんな企業がありますか?日本が誇る、あの自動車メーカーですらマイナスなんですよ?

 本当に民主党政権で良いんですか?