どうすればいい?
いちばんいいのは、
イヤな感情を心の中に
もたないよう訓練することです。
何があっても
明るい受けとめ方ができる人は、
心が曇らないため、
表情もいつも明るいのです。
考えてみれば、人間の表情は
とても単純なものです。
うれしければ笑顔になり、
腹が立てば怒り顔になる。
表情は心の鏡なのです。
おもしろいことにこの現象は、
逆の順番で試しても
同じ結果を生みます。
つまり、笑顔をつくると
うれしい気持ちになり、
怒り顔をすると
腹が立ってきます。
これを心理学では
フェイシャル・フィードバック効果
といいます。
この効果を使えば、
明るい表情を心がけているうちに、
本当に明るい気持ちになれます。

