ナポレオンは3時間しか眠らなかったそうだけど、そんな生活をしたらわたしはボロボロのくたくたになるだろうな。

夏時間への切り替わりが1番辛いんだけど、1時間早く寝て早く起きるのは身体が慣れるまで案外ツライ。1週間経ってやっと少しはマシになった感じがする。

小さかった頃はお昼寝は大嫌いだったけど、子どもが生まれ添い寝した方が子どもが早く寝ることからわたしもお昼寝の習慣ができた。

子どもが大きくなり学校に行くようになってからは、学校でボランティアをしたりジムに行くようになった。

ジムでクラスを取り30分泳ぎ、スティーム・ルームやホット・タブで温まりシャワーを浴びて戻る。水泳後は身体も重く、ご飯の支度前にちょっと横になると猫も横に来る。

それで一緒に寝ることもあった。

パンデミックでジムを退会し、仕事もレイオフされるとそれほど疲れることもなく、お昼寝することもなくなった。

ジムにはまだ行かないけれど仕事には復帰した、その代わりにと言うのも変かもしれないけれど、わたしの睡眠時間が延びた。

前から寝るのが好きなのもあるけれど、ほっとくと10時間以上もグウグウ寝ている。

猫のオレオはわたしのベッドの足元で。怖がりで下の子以外には心を開かないラテまで、ベッドのすぐ横の窓際のオレオ用のキャット・タワーの上で丸くなって寝ている。

家には誰かいたりいなかったり、そんなのは関係なく目が覚めるまで寝られるこの至福の時よ。

どこかに出かける日や仕事の日はちゃんと早起きできるんだけどさ、休みで用事がないと寝ちゃうよね。

ロングスリーパーとはおとなで9時間以上の睡眠が必要な人のことで、ストレスに弱い傾向があるそう。嫌なことがあると電源がオフになるみたいにぐうぐう寝ちゃうんだろうね。

夜型の人が多いとも読んだけど、昔フリーランスで仕事をしていた時は夜中の2時に寝ていた。

その時は結婚前で夫になるボーイフレンドと一緒に住んでいたけど、彼は普通に9時からオフィスで仕事だったので彼が寝てからも仕事したり本を読んだりお風呂にダラダラ入ったりしていて、当然起きるのは午後だった。

今も仕事がなければ起きていられるけど、夫と同時に寝るようにしてからは日付が変わる前にはちゃんと消灯する。

休みの日に夫が早朝からゴルフに出掛けると、いったん目を覚まして「行ってらっしゃーい」とベッドの中から声をかけて、そのまままた深い深い眠りに戻る。

リタイアしたら1日寝てたりして。

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わたしはロング・スリーパー