久しぶりに、このブログの本題。笑

（実は初期はこんな話ばかりのブログ）

わたしが高校生の時、何度目かの【父の不倫疑惑】があった。

ある日、母に

お父様がお風呂に入っている間に、書斎のお父様の携帯電話をこっそり見てきなさい‼️

と指示されたことがある。

長く変な環境に育ちアダルトチルドレンとして頭がおかしくなってたわたしは、素直にその日の夜、父の入浴を待って従うことにした。

受け取り方としては（そんなものなのかな。わたしの役目なんだな。）という感じだ。

父がお風呂に入ったことと、

お風呂・脱衣所・寝室・書斎の4か所のドアがしっかり閉まっていることを確認し、

高校生のわたしはドキドキしながら犯行（笑）に及んだ。

自分の心臓の音が聴こえるほどドキドキする、と使い古された言葉ではあるが、後にも先にもそんな経験はこの時だけだ。

それまでのどんな、生徒会長として全校生徒の前での発表も、多くの先生に見守られる授業提案も、職場での大きなプレゼンも、それを超えることはない。

今思えば、わたしはなぜそんなに動揺していたのだろう？

罪悪感があったのだろうか？　父に？自分に？

こっそりと、見つかってはいけない犯罪を犯すような気持ち。

経験はないし例えがとても悪いのだが、万引きをする時ってこんな感じなんだろうか？と少し感じながら行動していたのを覚えている。

心臓は、音も聴こえるし、振動が胸の皮膚をはじいて破れ出てくるような、ドクッ、ドクッ、という感覚があった。

つづく

心臓が出てきそうだったあの日のこと