では、まずは、膝のガングリオン摘出までの道のり。

略して膝グリオンのお話から。

本題に入る前に、私の運動歴から。

私は、学生時代はクレイジー両親の教育で、なぜか「運動はするな。」と言われて育ちまして。
音楽聴いて踊るのが好きだった私は、こっそり習った新体操も父に見つかっては家庭内戦争が起こり、家族の白い眼に負けて辞め。

陸上部のマネージャーを始めては母に「疲れるからやめなさい」と咎められ辞めて。(マネージャーなのにね。)


いつか踊りたいなぁ…と思い続けたニコたんは、ようやく19歳のころからバイトして自由に使えるお金を手にした頃から、全然上達はしなかったもののクラシックバレエを10年超たしなんでおりました。

今から振り返ると、先生方には本当に申し訳ないのですが、本当に成長が無かった。笑

頑張ってたんだけどね!

出来ない子を微笑ましく見守る系の先生に恵まれ、踊る楽しさだけを覚えてきました。笑


ちなみに、バレエで必要で基本的な動きができないのは、スポーツマッサージ(鍼灸師)の先生と話してると、脚の付け根が少し外側に付いているので、バレエに不可欠な脚を付け根から外旋させる隙間が足りてないのでは?というのが着地点なのですが。

バレエ意外にも、ヨガのティーチャーコースの入口の講座までは受けたり、ピラティスにハマったり、コンテンポラリーダンスの先生にダンスを習ったり。

身体を使って何かすることが大好きでした。

バレエは下手だけど、楽しかったなぁ。


ある日、「うちの近所にホットヨガのスタジオが出来たら行くのになー」なんて思ってたら、本当にできたので、いくことに。

しばらく、色んなレッスンを受けてみて、楽しい暑い楽しい熱い…と過ごしていたのですが。


なんだろう?

左膝、なんかやな感じ。


伸ばすとなんか違和感がある。

どよーんと重たくて痛い…ような。


ヨガの代表的なポーズにトリコナアーサナ、三角のポーズというものがあるのですが。

脚を前後に開いて、前の脚をぴーん!と伸ばして、体重をかけるのですが、左が前になるとキモチワルイ。

伸ばしてるところから、せーの!で起き上がれないし、曲がらない。


バレエでは、反張膝といって、膝を曲がらない方向に弓のようにしなやかに曲げて真っ直ぐにするのですが、そのせいかな?と思っていたのです。

左膝だけ、行き過ぎちゃったのかな?と。

私、筋肉つかない体質なので、めちゃくちゃ身体柔らかいのですが、膝に筋肉なくて、そういう事なのかな?って。


キモチワルイけど、すごい痛いわけでもなく、歩けないとかもなく、日常生活に支障はない…。

しかし、出来ないポーズがある…。

なんでだろ?


このフンワリとした疑問が、絶対ヘンだ!という確信になるには、あと半年、かかりました。



待て、次号!