こんにちは。

 

前回の「褒めても自信はつかない①」の続きです。

 

 

 1日目のテスト結果に、「①褒められた生徒」、と「②叱られた生徒」は、2日目の成績が良くなりました(解けた問題数が上がった)。 

しかし、その後に大きな違いが表れました。

 「②叱られた生徒」は、3日目、4日目とテストの成績が急降下し、無視されていた生徒と変わらなくなったのです。

 一方で、「①褒められた生徒」は、2日目以降、成績が右肩上がりに大幅に上がり、調査が終わる5日目までずっとそれを維持し続けました。 5日間の調査であったものの「①褒められた生徒」と、それ以外の生徒では、成績にかなりの差が生まれていました。
 5日間を通じて、グループ全体の成績がどれだけ上がったのかをグループごとに見てみると、次の通り。
 
「①褒められた生徒」・・・ 71%が成績上昇、
「②叱るグループ」・・・ 19%が成績上昇
「③無視するグループ」・・・ 5%が成績上昇

 

と・・

 

「褒めると伸びる」ということ、だそうです。

 

叱るより褒めるほうが良い!と

思ったかも知れませんが

この研究の前提条件に「課題をする」ということです。

 

何でもいいです。

何かの行動や言動に対しての「評価」は「叱る」より

「褒める」ほうが、いい結果が得られる、というもの。

叱られると、叱られたほうは「ネガティブ」に捉え

褒められると褒められたほうは「ポジィテブ」に捉える、、

という条件が入っていることもお忘れなく。

 

褒める=ポジィティブ(プラス)

叱る=ネガティブ(マイナス)

 

という感じでしょうか?

 

叱られるよりも褒められた方が「やる気」は出るなぁ。。確かに。

(脳の前頭葉が関係しているんですが)

「よしっ!頑張ろう」って

叱られて「なにくそ!」とやる気が出る場合もありますけど

「なにくそ!」となかなか思えない、打たれ弱い人が多いと聞いたことがあります。

少し注意しただけで会社に来なくなる、、とか。

泣き出してしまう、とか。。

 

「褒める」と「おだてる」は違います。

 

自信は「やればできる」という獲得感覚や「大丈夫」という安心感覚な感じだと思います。

細かい突っ込みがあるかと思いますが、心理学者でも精神医学者でもないので

お許しを・・・

 

褒められる場面ばかりではない、

自分を承認してくれる場面ばかりではない、

 

叱られたり、怒りをぶつけられたり

自分を否定されたりする場面に

生まれたから死ぬまで1度も遭遇しない、という人はいないと思います。

 

 

また長くなったので・・・

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