解放されたわー、って清々しい気分になるのね。
ここまできたら誰も追って来れないでしょ、って。
その追って来れない人がいないと普段はさみしいのにね。
たまにはいいっか、って思うわけ。
彼に何にも期待をしなければ、
予想外の嬉しいことに喜ぶことはあってもね
がっかりすることはなくてよ
それでも
そうやって自分に言い聞かせている時点で
どこかやっぱり彼に期待している自分がいるような気がする
そんな私 かわいいくらいに思っておこう
そんなはずがないと分かっているのに
体いっぱいに気落ちしてしまって 自分を支えるのすら苦しい
今は何を考えていてもしょうがないと
分かっていても くるおしいこの時間の流れ
明日になったら
明日になってあなたのウィンクひとつで
世界がすべて変わってしまう
そう分かっているのに
今はただただやるせない この週末の夜
心配した友人が尋ねてくるわ
彼が別の子と写っている写真
でも私は知っているの、彼が彼女とそこへ行ったことも
そして、何もなかったことも分かる
女の勘?
動揺もしないでいられるほど
写真の彼は 私と写っている写真の彼とはまるで違う
だからいいの
ほっといて
分かったわ
どうしてこんなに居心地が悪いのか
君は私のココロにぴったり張り付いてるのよ
意識してるかしてないか そうしたいのか無意識なのかは分からない
少しでも私が君をつけ放したり 放っておいたりすると
君はそれを感じとる
感じとって 訴えかけてくる
淋しがりなのね
まるで子犬のよう
そんなかわいく振る舞う君はちょっとずるいよ
ちょっとばかり感じる罪悪感で居心地が悪くなる
リセットしてしまいたい
あなたのことも あなたの声も あなたの姿かたちも
すべてなかったことにしてしまいたい
何かに捕らわれているような
この閉塞感から何とかして抜け出したい
光り満ち溢れる 曇りない世界へと 立ち戻れたら どんなにいいかと
嵐のように現れて嵐のように行ってしまった彼
台風一過の澄んだ空のような軽くなった心には
彼からのシグナルを待っている自分もみえる
昨日まではこんな気持ちじゃなかった
こんな気持ちになったこともなかった
変わってしまった季節を見るようで
ちょっと動揺してしまう
しばし忘れてしまおう
突き刺すような視線の奥のきらめきも
ココロをとらえてしめつける彼の声も
何もかも
新しい何かを見据えるように
それが新しい自分だとしても
勇気をもてるように
しばしココロの休日を楽しむように
彼を追い出してしまえ
ある日突然目の前に現れた彼は
現れたその日から私の心のなかにすっと入り込んで
ずっと私の心を揺さぶり続けてる
傷つかないように 今までみたいに平穏でいられるように
うまく逃げようとしているのに
気がつくと彼の視線から逃れられない私がいる
いたずらだったら 気まぐれだったら
そんなことしないで
私はそんなに強くはないの
くさびを打ち込まれて
打ち込まれたまま そのままにされたら
誰だって痛いわ
ねえ、お願い