ニコルです
吉乃さんのグループ講座の私も大好きなMちゃんの手紙を読んで、また離婚された方が感銘を受けた。そんなやりとりを目にして私も久しぶりにお手紙を書いてみた。
自分がまだ離婚した事を吉乃さんと向き合った時、完全に感情に蓋をして見ないようにしていた。なぜなら、私は怖い思いもしての離婚だったから。
向き合う事も、結婚生活を思い出す事も、彼と一緒にいた10年間も、全て無駄だったのではないか?と、怖い思い出になってしまってて。
何度か私も彼に出せない手紙を書いた事があった。でも、感謝や愛されてた事を見つける以前に、押し殺していた自分の感情と向き合っていた
本当は寂しかった、愛して欲しかったって。その時はそれで精一杯だった。
でも、今は違う。
離婚する時に私に怖い思いをさせた事。彼自身にも、勿論私にも余裕がなくて「妻=旦那の一番の味方でいなければいけない」この理想的な妻でいられなかった私に対して恨みがあってした事だと、私はずっと思ってた。
10年間私は大好きだったのに、彼はこんな出来の悪い支えきれなかった私に愛想つかして、大嫌いになってもはや恨みしかないのだと。
でも、違ったのかなって思えた。
彼は私に「何でもっと優しくしてあげてこられなかったんだろ。」ってポロっと言ったことがあった。
彼自身が長年私にしてきた蓄積の結果とはいえ、私が離れて行く事が耐えられなかった。あんなひどい仕打ちという形ではあったけど…もしかして、必死で取り戻そうとしてたのかなって。恨まれていたのではなく、
私愛されてたのかな。
って思えたら、また新しい気持ちになれた実は先日前の結婚記念日で感じる事も多かったけど、このタイミングでまた一歩進めたかなって思う。
今の気持ちを忘れないため、彼へ伝えたい事
私は10年間あなたの事が本当に大好きでした。一緒にいる事、言葉を交わさなくてもあなたとくっついていられる事が何より幸せで安心できる、私にとってあなたはそんな存在でした。
私はもう恨みしか持ってもらえてないと思っていたけれど、あなたが私を見る目は10年間変わる事なく愛おしいものを見る優しい眼差しで、私はその瞳に見つめられる事がたまらなく幸せだった。10年間愛し愛され私は幸せな女だったんだね。
お互い幸せになろうね、笑っててね、長生きしてね。愛し愛される事を教えてくれて、出会ってくれて、付き合ってくれて、結婚してくれてありがとう。
これでまた前を向いて歩いていけそうお付き合いいただきありがとうございました