塾の三者面談を終えて、
私たち母娘は落ち込んでいました。

私も想定内だったとはいえ、
どこかで甘い考えがあったのだと思います。


娘が中学受験をしたいと、小6の少し前に言い始め、娘は中学受験を経験しました。
ただ、田舎の公立の中高一貫校なので、都内の私立の受験とは内容や気合が違うかもしれませんが。
小学生の中学受験は、どんなに子供がしたい!と言っても、そこには親の意思があると私は思っています。なので、小学生の娘が受験をしたい。と言ったのも、私の意思が少なからず娘に伝わったのだと認識しています。

結果は不合格でした。

確かに倍率は高かったし、県内では一番難しいと言われている学校ではあったけれど、落ちたのはやはり実力が伴わなかったからに他なりません。


その娘は、地区内の公立の中学校に入学し、この2年半、特別困った事がある訳でもなく中学校生活を過ごしました。
部活はバレエを続けるという目的で、比較的時間に融通の効く美術部にし、塾は途中で変えたもののずっと通っていました。

けれど、日に日に
娘は自分の趣味や好きな事を見つけ、俄然そちらに意識が行き始めました。
一年生の成績は、学年で150人中30番代以内をウロウロしていて、二年生の終わりには、50番代だったり、60番代だったり。

一年生の時は、まだ成績を意識していたと思います。また、私の勉強に対する小言にも耳を傾けていた様に思います。
二年生になると、友達や携帯、趣味にばかり意識がいき、塾以外の勉強はせず、私の小言にも文句を言うようになりました。

この辺りから、私は娘に成績の事、勉強の事を言うのを辞めました。

理由は2つ。
1つ目は、どんなに言っても。怒っても、諭しても、説明しても、褒めても、娘がやろうと思わなければ、やらない。と分かったからです。

2つ目は、何故娘に勉強させたいのか、成績よくいて欲しいのか考えた時、親のエゴだと認めたからです。

2つ目は厄介で、私が自分を見つめ直す理由の一つです。
親のエゴ、、、私の身勝手、我儘、プライドでしょうか。要は、見栄です。

一ヶ月に数回、学校の役員でお母さん方に会います。部活のお母さんや、バレエのお母さん、医者の友人やご主人が弁護士の友人、
食事をしながら必ず出る話は、子供のこと。
コンクールで賞を取った。学年で一位だった。国立大に受かった。関東大会に出場が決まった。
「nicojiさんのお子さんも優秀だと聞いてるから、どうなの?」と言われたりすると、いやいやいや〜優秀でもないし、特に何もありません。とハッキリ言えず苦笑い。ただ、「うちの子は可愛いよ〜❤️」とは言います真顔イイジャナイ、ソレクライ。

ここでこうやって打っていると、馬鹿馬鹿しくなってきました。恥ずかしいですショボーン


この中学生になっても続く
子育てバトル。参加します!と申し込んだ訳ではないのに、どこかに顔を出すと強制的に参加しているという、、、。

そこで、
心が広く、余裕があれば、または自信があれば、
強制参加でも軽く流せるのだろうけど、そのアイテム3点が私には持ち合わせが無く、自宅に帰ると、いつの時代もあるテレビドラマに出てくる口煩い母親に変貌していくのです。


そして、今、
娘が希望している高校は難しいという判断を先生からされ、今の着地点にいる娘に、私がしたのではないかとも思ったりしています。

娘が二年生の時からこれまで、2つの理由により娘に勉強をする様に煩く言うのを辞めました。
ただ、だからと言って、2つ目の理由を私が克服した訳では有りません。
今もまだそこから抜け出せずにいる私が居ます。


今日で
三者面談が終わってから4日目。
その後の娘と私の話し合った内容と、まだ続く私の葛藤を聞いてください。


では、今日も仕事に行っていまーすイチョウ