初投稿です。

どうしてブログを書こうと思ったのか、

それは今回の記事を書きたい、「誰かに伝えたい」とまでは言わないが

何かしら形に残しておきたいと思ったからなのだ。

(もしかしたら、日時編集でこれより前の記事も出現する可能性があるが・・・)

 

さて、冒頭の生活保護制度について思う事である。

私のしている仕事、サービスはどうしてもこの制度と接する面が多い。

とても高齢で今後の就労は非現実的であり、

生活保護制度が文字通り最後の砦(最期かもしれないね)の方もいる。

ただ、高齢の方を除くと「生活保護で楽に暮らせるわぁ」という方は

一部の報道であっているほど多くはない。いないとはいわない。

 

あくまでも人生は自身の選択の連続であるから

生活保護で楽に暮らせると思っている方について

ここでとやかくいうつもりはない。

 

ただ、私がしている仕事は

生活保護で楽して生きる方法を指南することでも

少しでも多く保護費を受給する方法を計算することでもなく

自分自身と周りのリソースを使って、制度を使いこなして

生活保護から脱却して、正々堂々と贅沢できる人生への案内役なので

その部分はできたら頭の片隅に置いていただきたいと思ったり・・・

 

前置きが長くなったが、生活保護を脱却することの難しさを

つい先日目の当たりにしたので、ちょっと怒りも持ちつつの記事。

 

ある方が、県外への就職を考えていた。

早く生活保護を脱却したいと、努力を重ねてきた姿や

その方の壮絶な人生(本にもなっているよ)が頭をよぎって

やっとその方がのぞむ就職の形が現れたと

ご本人と一緒に喜び、うきうきと新生活の妄想をしていた。

 

生活保護課のケースワーカーに相談にいきます!と意気揚々と帰宅し、

何か手伝える事があったら言ってくださいねと話して別れたのだが、

結果としてその就職をその方は辞退してしまう。
 
なぜか。
 
県外へいく費用について、その方はなんとか保護費の中から
工面をしようと考えていたのだが、その分の保護費を返還するように求められたのだ。
そして、就職をしたら1ヶ月分の保護費を初任給で返還しろと言われたんだそうだ。
今年は12月26日が来年1月の保護費支給日であるので
そのことも重なり、いろいろとお金のやりとりが非常に煩雑となってしまっている。
 
また、担当ケースワーカーより、
「新しい就職先からお金を2週間分くらい工面してもらえないのか」と言われたという。
やっと決まった就職先に、それを言える人はそんなに多くないのでは、
というのが私の印象なのだが、世の中は違うのだろうか。
 
初任給で受け取った給料は、通常は次の給料までの向こう1ヶ月の生活資金であり
その給料で前1ヶ月の返還をしてしまうと、そもそも次の1ヶ月は生活が出来ない。
また、某自治体では採用した者に対して2週間分の生活費を支給するという
素晴らしい制度があるのかもしれないが、通常の会社は嫌がる事も多いだろう。
働く前から借金をしろといっているのと同義だなと感じた。
 
何か返還について猶予なり、協議をして頂けるのであれば、
何かよい方法が見つかるかもしれない。同行しましょう。と話したが
ご本人は「もうお金を返せと言われると怖いからいけません」とのことである。
本人不在で、了承も得ずに窓口に行くわけにもいかないので、悶々。。。。。
 
生活保護って、なんなんでしょうね。
確かに非常に大切な仕組みではあると思います。
けれど、自立に向けて保護脱却をしようとしているときに
枷になる制度なのであれば、本末転倒なんじゃないでしょうかね。
陸にあがろうとする人の頭を押さえつける制度なんでしょうかね。
むしろ、陸に上がろうとする人に、こっちのほうが足場がしっかりしているぞと
アドバイスをすることの方が、本来の制度の主旨にあっているような気がしてなりません。