へらへらしてるんじゃないって会社の人に言われた
あなたから見ればへらへらしてるように見えるのかもしれない
でも僕は顔で笑って心で泣いていた
他人の気持ちなんて君にはわからないさ
気持ちなんて目に見えないものだから
僕のお母さんは、私が傷つくようなことをたくさん言うんだけど、
僕があんまり傷ついて、微笑むことすらもできなくなったとき、
感情が消えて表情に出せなくなったとき、
「愛想がない、笑え」っていうんだ、
そしておばあちゃんに私の悪口をたくさん言って、二人で僕のことをたくさん傷つけるんだ
僕は楽しくなくても、どんなに自分が傷ついていても笑っていなければならない
自分の身を守るために。愛する人からひどいことをいわれなくて済むように。
どうして僕は君を気持ちよくするために、笑顔でい続けなければならないんだろう
僕はいつまで「いい子」の仮面を被り続けるんだろう
でも僕は、どんなにひどいことをいわれてもお母さんが大好きだし、
僕が仕事を失敗してしまったとき、
文句言いながら一生懸命フォローしてくれる会社の人が好きなんだ。
好きだから理解してもらえないのが悲しい。
どうすればいいのかわからない、無理して生きていたくない、
そのままの、愛想の悪い僕を見てほしい、僕だってひどいことをいわれたら苦しくなるんだ
誰も見ていないところなら、涙を流して泣くことができるんだ
でも僕は、愛想の悪いみんなに心配をかける自分を見せたくない
ひどいことをいわれても、平気そうに笑っていたい、なんでもないふりをしていたい
みんなにとって笑うということと、僕が笑うことは、ちょっとだけ意味が違うみたいだ
ほんの少し、あしたは会社に行きたくない
