産休に入って暇だというのに、ブログに書きたい過去エピソードの筆が進みません…。
産前に書き終えられるかな。
2年半前、結婚して夫と住むための賃貸物件探しをしていた頃、子育てのこともイメージして探したつもりでした。
けれど、実際に妊娠してまず考えたのは、引越すことでした。
なぜなら、エレベーターなしの3階住まいだったからです。
産後にリウマチが増悪するのではないかという不安を抱えている今、子とベビーカーを抱えて階段を上り下りするのは無理だなと。
間取り的にも、夫婦2人で既に余分なスペースはなく、子どもグッズを増やせるイメージがありませんでした。
それとは別に以前から、私の両親が相続税対策として、マンション購入をして私達を住まわせることを提案してくれていました。
ゆくゆくは都内の実家を弟夫婦か私達に相続し、親たち本人が老後をマンションでコンパクトに暮らすことも視野に入れていたようです。
私がリウマチを発症したと聞き、親はその想いを強くしたようです。
私の親は、惜しみなく与えるのが愛情だと信じています。
特に母は、お節介は正義！が信条の人なので、婿の考え方に対しても色々口出しをします。
一方、義実家の方は、私たちの独立した意思を尊重して、干渉しないように心掛けてくれます。
どちらが正しいというわけではないけれど…
夫にとっては、私の親の愛情表現が重いみたい。
結婚して2年以上我慢していたらしいのだけど、ここにきて、夫の姑アレルギーが炸裂しました。
私の親の手助けを前提にした育児計画は、考えられないようです。
私の親から住まいを提供されたら、親の干渉を受け入れざるを得なくなると抵抗されました。
ただ、私の勤め先の方が夫の勤め先よりも各種手当が良いので、育休を短期間で済ませてフルタイムで復職したいと考えています。
さらに、リウマチが産後に増悪する可能性が高い状況です。
なので、いざという時に親を頼りやすい環境を作っておきたいのが私の本音。
親の申し出を受けた方が経済的には楽、でも今後ともに生きていく夫の考えを尊重したい。
親の想いと夫の想い、両者の言い分をいいとこ取りできる方法はないものか…
産院選びに引き続き、非常に悩み、毎日泣いていました。（産院選びで板ばさみになった話）
悩んだ結果、親の提案してくれたマンション購入はまだ物件探し中で私の安定期中に引越せなさそうだったこともあり判断を保留し、一旦はエレベーター付きの賃貸物件を探すことにしました。
そのことについて、親も納得してくれたので、妊娠9週目に不妊治療クリニックを卒業してから、賃貸物件探しを始めました。
賃貸物件探しにあたっての、親の強い願いは「実家に近づくこと」。
私が困っているときにすぐ駆けつけられるようにとのことです。
ただ、実家のある地区は待機児童が多いので、今住んでいる区から出ない範囲で、2駅分実家に近づくことを検討しました。
安定期に入って1〜2ヶ月経つGW頃の引越を目処に、ひとまず下見のつもりでいくつか内見してみたのですが…
実家に近づく＝都心に近づくことになるので、家賃が高い。
同じ予算で複数物件見て行ったら、実家に近づけば近づくほど部屋のスペックが落ちる状態でした。
最後に、参考までにと内見した、現在の住まいから数百メートルの（実家へ近づくけれど最寄駅は変わらない）物件がとても気に入りました。
私たちの希望条件を上回るわりに予算上限は出ない物件でした。
折しも転勤シーズン直前で、物件の動きが早い時期だったので、人に取られたくなくて即契約。
今回は下見のつもりだと言っていたのに、不動産屋さんも驚いていました。
私の両親には、契約前に一度電話を掛けて概要を話し、そこで特に反対もされなかったのですが…翌日になってから大嵐が。
私達夫婦が親の干渉を避けたくて実家へ近づかない物件に決めたのだと解釈され、母がヒステリー状態に陥ってしまいました。
何回も実家に足を運んで話をして、最終的には理解してもらいましたが…
この時期、しんどかったです（書いていて思い出し涙が出るほど）。
実際の引越は、安定期に入ってすぐに実行しました。
つわりは終了していたし、お腹もまだ妊娠前の服が着られる程度だったので、大変とは感じませんでした。
重いものは持たなかったけれど、高い位置の棚に収納したりするのは、自分でしてしまいました。
引越作業そのものを大変とは感じなかったのですが、妊娠して以来ほぼ無症状だったリウマチが、その後少し悪化しました。
プレドニンを増量することなく5mgのまま数ヶ月後には数値が改善したので（手指の腫れは慢性化してしまいましたが）、やはり引越の荷造り＆荷解き作業＋思い悩んだストレスが良くなかったのかな…と振り返って思います。
なお、3月後半というハイシーズンだったので、引越しの見積もりが爆高でした。
GW明けまでは高いそうです。