卵巣癌摘出手術において、


子宮、卵巣、骨盤内リンパ節、ぼう大動脈リンパ節を摘出するとともに、大網も摘出しますよね。
5年前、手術の前に
大網って、なんの役割があるんですか?
と聞いたけど、
特に何もない、という答えでした。
人間の身体に不必要なものなんてないはず。何か役割があるでしょう
と思ってたけど、

最近、その大網の役割を知った。
なんと、
ヨガの先生から。
腹筋をするときに。
そのヨガの先生は、ポーズを取る前に、時々身体の仕組みについて説明されたり、筋肉や内臓のカラーアトラスを使って実物写真を見せてくれる。どこを鍛えてるのか、どこを緩めたり、伸ばしたりしてるのか、イメージを持ちやすくするために。
大網の写真も初めて見た。
人間は、内臓をごちゃごちゃお腹の中に仕舞っているんだけど、腸とかの内臓が飛び出さないように大網が洗濯網のような役割をしてるんだって。
そうか、、やはり

手術の後、右側のお腹がポコって出てた。
主治医に、これ、なんですか?て聞くと
たぶん、腸ですね。それはきっとこのままです、という返事。手術の時に、腸もたくさんいじってるからね、そのまま仕舞ってあるから、、
ということみたい。
そりゃ、癌を摘出してもらって、腸の戻し方にまで文句は言えないよ、、

確かに。
お腹の傷跡は、落ち着いたけど、右側にポコって出てる部分はそのまんま。
その上に下腹もその頃よりたっぷんしてきた、、

悲惨、、、

それで、ヨガの先生に
私、その大網も卵巣と一緒に取ってるんですよ〜

と話したら、
腹筋を鍛えましょう!!
とのこと。
それで、今、ジム通いで、腹筋をきたえてます。
悪玉コレステロールを減らすためでもあるんだけど。
なんとか、お腹の見栄えがもうちょいマシになるといいな。
娘が言うには、
お母さんのお腹、遠目で見たら、腹筋が割れてるみたいよ、だって。
縫い目があって、だんだん腹に、右ぽっこり。シックスパックにも見えるらしい。
温泉にもよく行くけど、お腹は必ず隠して入る





9月12日で、手術からまる5年を迎えます。

次の診察は10月だから、たぶん無事にその日を迎えられることでしょう。
漿液性3C
5年生存率30パーセント

ここまで生きてこられただけでも幸せ、その上に再発もなく、これだけ元気にジム通いできるようにまでになりました。
本当にお腹が出たくらいで、むくんだこともないし、体力的にも以前と変わらない感じ。便秘には苦労してますが、、、それも病気する前からかな。
皆さま
この5年間、支えてくださって、本当にありがとうございました

これから、手術される方も
なんとかなりますから、心配されませんように。