手術の前日、産婦人科病棟に入れず、整形外科病棟に一晩入院した。その時、同じ病室で抗ガン治療をしていた人。
「私も産婦人科に入れなくてね。私は子宮頸がん。」と話しかけてくれ、「手術は全然怖くないよ!寝てる間に終わるよ~」
と言ってくださり、とても勇気づけられた。おかげで、手術に向かう恐怖は全くなくなった。
手術が終わり、個室から大部屋に移った時、その方がいた。10歳くらい上だけど話しやすくて、家庭のこと、子どものこと、仕事のこと、治療への恐怖・・・なんでも話せた。まさに戦友だ。
退院後、外来で何度かお会いすることがあった。
その戦友が、この度のCTの結果、肺に転移している可能性があり、来週PETを受けると言う。不安で不安でいたたまれない、こんな不安を聞いてくれる人は家族でもない、同病の人だから・・・と、今日私の内科外来の後お会いすることになった(診断書作成のための診察、というか病院長の面談)。
まずホテルで食事。そして、食事すると温泉入浴が無料というので入っちゃおうか~ということになり、温泉へ~温泉大好きの私でしたが、さすがに手術してからは行っていない・・・
手術後、初めての温泉~
傷を見せても平気なのは、やはり戦友だから・・・子宮頸がんはヘソから下の傷なんだ~私のは傍大動脈リンパ節まで取ってるからみぞおち辺りから下…(+_+)。
病気の不安やつらさは、家族にも言えないこともある。だけど、不思議に何でも話せる。
ほんとに同病の友人というのは大切だ。年齢とか関係ない。
たとえ再発だったとしても、終わりじゃないよ
今日、病院長の面談で言われたこと。
婦人科腫瘍は、抗がん剤がよく効くからね。不幸中の幸いだよ。たとえ再発してもまた抗がん剤でたたけるから。
だから、終わりじゃないよ!
病院長との面談。
主治医には、夏くらいの復帰で・・・と話したのに、診断書には「2月に化学療法終了後、1~2か月で復帰可能の予想」とか書いてある.・・・
えて感じ・・・。
それを病院長に話すと、「復職については、化学療法終了後に検討する」と書いてくださった。
そのほか、いろいろ相談。初回の面談の時、なるべく早く治療を終わらせたほうが効果が高い、と聞いていたので、延期した私としてはやや不安もあり・・・、いろいろ聞いてみた。
早いほうがいいけど、身体の状態を無視してやったら元も子もない。
白血球減少について、
好中球500以下でないとグラン注射ができないのは基本。無理矢理やっちゃうこともあるけどね、それがいいかどうかは医師の判断だね~。
そうなんだ・・・私の主治医は、基本通り。それでいい、主治医を信じて、とのこと。
6回目を延期してでもやるか、5回で打ち切るか、身体の状態をみて主治医の判断。
白血球が回復しないまま早く復帰して、身体が弱ったら再発の可能性も高くなりますか?
再発の可能性ではなく、感染症の危険がある。
再発の可能性を決めるものは?
まずは癌を取りきれたかどうかが一番。次に抗がん剤が効いたかどうか、再発までの期間。
らしいです。だから、初めての抗がん治療が終わってからの経過観察が重要なんだ。
今日は、身も心もほっかほかでリラックスできました。こんなに他人になんでも話せたのは久しぶりだ
明日は、婦人科外来です。
ところで、
5クール投与後、なんと髪が生えてきてるんですけど
たぶん、5クールが延期になったからだと思うんですが、1~2mmくらいと生えたかな、思っていたらあっという間に4~5mmくらいになってる~
たぶん、投与後2週間後からまた抜けるんでしょうが・・・
確実に髪は再生するって確信できた( ̄▽+ ̄*)。