会いたくて 会えなくて
もどかしくて せつなくて
あなたのこと想うたび
心は涙を流してる

触れても届かない ぬくもりと知りながら
その手の中にとびこんだ

瞳の奥を のぞかぬように
大切なもの こわさぬように
ききわけのいい この恋を
そっと守ってくときめたの

ふいの雨を よけながら
立ち止まった 曲がり角
見過ごすくらい 一瞬の
だけどあたたかいキスをくれた

確かめることは あなたを遠ざけるから
幾つも言葉のみこんだ

瞳の奥を のぞかなければ
大切なもの こわさなければ
時の流れが この恋を
特別にすると信じてた

瞳の奥に 映らなくても
これを恋だと 呼びたかったの
あなたがくれる やさしさに
いつしか しがみついていた

ききわけのいい恋ならば
もう失わなきゃ いけない

会いたくて 会えなくて
もどかしくて せつなくて
あなたのこと想うたび
心は涙を流してる