先週は出張で青森に行ってました。


帰りは岩手県、宮城県の太平洋沿いを通ってきました。

テレビ等で見てはいましたが、実際に目で見ると言葉が出ませんでした。カメラは持っていましたが、とても撮る気持ちにはなれませんでした。


大船渡市、川を津波が遡ったのでしょう、かなり内陸まで建物が無くなっていました。居酒屋や床屋、文房具店などがプレハブで営業を再開していました。


陸前高田市では高田松原の一本松を見ました。周囲には瓦礫や廃車が山高く積み上げられていました。頑丈な建物は流されずに残っていましたが、窓は上階まで割れ、内部は筒抜けになっていました。


気仙沼市は市の中心部が被害に。。。大きな船が打ち上げられたままになっていました。


南三陸町、石巻市はリアス式海岸なので海沿いでも高低差があり、坂の上は普通の町並み、坂の下は住宅の基礎のみが残っている状況でした。


被災地域いたる所で復興工事が行われていて、工事関係者のために仮設のコンビニや屋根のないガソリンスタンド、廃バスを利用したラーメン屋が開いていました。


この日、太平洋は穏やかでキラキラ光っていました。その海の前に広がる光景。。。俺には何ができるのだろう、犬猫にご飯をあげているだけじゃ単なる自己満足ではないのか?被災地の役に立っているのか?もっと他にやるべき事があるんじゃないか。。。色々考えて複雑な気持ちになりました。




仙台で遅めの昼食を買いに入ったスーパー。出てくると何故か手にはキャットフード。無意識なのが怖い。もはや病的です。



せっかく買ったのだからと、とりあえず福島に向かう事に。


飯舘に着いたのは夜7時過ぎで、国道沿いの数箇所にしか給餌はできませんでした。


飯舘はマイナス9℃、葛尾はマイナス7℃でした。




少し、疲れました。。。