都立中の算数
都立中の算数の共通問題を見ると、私立とは全く違うことに気が付きます。まず問題文が非常に長いのです。難解な文章ではありませんが、論理的な文章が長々と続き、それを素直に読んで理解できれば良いですが、そうでないと、正解にたどりつけません。他方、求められている算数の演算は、非常に初歩レベルであり、はっきり言えば、受験勉強の必要もありません。学校のドリルで足ります。しかし、この長い文章をしっかり読み通すためには、おそらく、5年生レベルの精神年齢では無理であり、最低でも6年生レベルが必要だと思います。その点で、文句のつけようがない、非常に良い問題だと思います。地頭の良い子でないと合格できないのです。具体的には、例えば、2015年の都立共通問題の算数は、うるう年の計算方法を説明した長い会話文を読んで、それが理解できているかどうかを問う問題です。求められる演算レベルは、小学4、5年生レベルです。また、うるう年の説明方法も非常に分かりやすく平易に書かれています(関心しました。)。この会話文が素直に読めれば、確実に満点が取れます。しかし、実際には、大きく点が開いていると思います。素直にそのまま文章を読めなかった子は多いのではないかと思います。というのも、私自身が、この問題を解いて、正解に至るまで時間がかかっており、そんなに簡単ではないと思ったからです。うちの娘(小5)に挑戦させましたが、演算方法については理解できていましたが、それが、天体運動とリンクしてイメージできておらず、途中で勘違いをして、正解に至っていませんでした。こういう問題が出来る子になってくれれば、親として嬉しいです。しかし、塾で勉強したからといって、単純に、このような問題ができるようになるとも思えません。これから、非常に悩むことになりそうです。