鑑識・米沢守の事件簿~幻の女房~(2009) | Z級映画のツボ

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監督:長谷部安春
出演:六角精児、萩原聖人、紺野まひる、市川染五郎、伊武雅刀

 

人気ドラマシリーズ『相棒』の鑑識、米沢守が主人公のスピンオフ映画。

 

東京ビッグシティマラソン参加者の中に“元女房”を発見した米沢は、

別れた妻・知子(紺野まひる)の居所を突き止めます。

 

しかし、数日後、知子は死体となって発見される…死因は、青酸化合物による自殺で、遺書も発見される。
「くやしい。こんな結果に終わって、残念でならない」
   ↑こんな遺書、書かんやろ!

 

てっきり、別れた女房がらみの事件に巻き込まれる話だと思ったら・・・

米沢の元女房はB型、死体はO型で、別人だった。

 

知子の元夫だと言う所轄の刑事、相原(萩原聖人)が米沢をたずねてくる。
別れた妻と、マラソン大会の翌日に会う約束をしていた相原は、自殺なんかするわけがない…と、独自に捜査を始める。

しかし、あまりに配慮の足りないこの人物は、刑事に向かないように思うフグ
米沢がサポートしながら、二人は捜査を進める。

 

知子が勤めていたという、警察の外郭団体・青少年防犯協会で、

彼女が理事長(伊武雅刀)にセクハラにあっていた、という噂を入手。
また、汚職に関する容疑で、天野課長(市川染五郎)も捜査線上にあがってくる。

 

右京さんと薫ちゃんの出番はほとんどなく、顔見せに出ている程度です。

 

米沢さんの自宅マンションの公開と、

大きな事件が起こって、二週間ぶりに家に帰ったら、離婚届けが置いてあって妻は失踪…

という離婚の理由がわかりました。
また、趣味で、ギターの路上ライブも行っているらしい。


ところどころに、元女房への彼の妄想映像が入ります(笑)
「私の女房は、まぼろしみたいなものですから」

刑事コロンボの「うちのカミサン」みたいなものでしょうか・・・