監督:長谷部安春
出演:六角精児、萩原聖人、紺野まひる、市川染五郎、伊武雅刀
人気ドラマシリーズ『相棒』の鑑識、米沢守が主人公のスピンオフ映画。
東京ビッグシティマラソン参加者の中に“元女房”を発見した米沢は、
別れた妻・知子(紺野まひる)の居所を突き止めます。
しかし、数日後、知子は死体となって発見される…死因は、青酸化合物による自殺で、遺書も発見される。
「くやしい。こんな結果に終わって、残念でならない」
↑こんな遺書、書かんやろ!
てっきり、別れた女房がらみの事件に巻き込まれる話だと思ったら・・・
米沢の元女房はB型、死体はO型で、別人だった。
知子の元夫だと言う所轄の刑事、相原(萩原聖人)が米沢をたずねてくる。
別れた妻と、マラソン大会の翌日に会う約束をしていた相原は、自殺なんかするわけがない…と、独自に捜査を始める。
しかし、あまりに配慮の足りないこの人物は、刑事に向かないように思う
米沢がサポートしながら、二人は捜査を進める。
知子が勤めていたという、警察の外郭団体・青少年防犯協会で、
彼女が理事長(伊武雅刀)にセクハラにあっていた、という噂を入手。
また、汚職に関する容疑で、天野課長(市川染五郎)も捜査線上にあがってくる。
右京さんと薫ちゃんの出番はほとんどなく、顔見せに出ている程度です。
米沢さんの自宅マンションの公開と、
大きな事件が起こって、二週間ぶりに家に帰ったら、離婚届けが置いてあって妻は失踪…
という離婚の理由がわかりました。
また、趣味で、ギターの路上ライブも行っているらしい。
ところどころに、元女房への彼の妄想映像が入ります(笑)
「私の女房は、まぼろしみたいなものですから」
刑事コロンボの「うちのカミサン」みたいなものでしょうか・・・